カナダ留学中にファームステイをする方法
ファームステイって聞いたことありますか?
お恥ずかしい話、僕は全然知りませんでした。
え? あなたも知らない? であれば、このページをじっくり読んでみて下さいね。
ファームステイはその名のとおり、ファーム(農園)などで滞在するスタイルの労働型留学とも呼べるものです。留学という括りで考えるのは難しいので、ここではファームステイと呼ぶことにします。
ファームステイとは、簡単に言えば、あなたの労働力を1日数時間提供する代わりに、寝泊りする場所(一般的に個室)と3度の食事を提供されるというもの。場所によっては、1日2時間でOKというところもあれば、1日6時間拘束というところもあるみたいです。
期間で言うと1週間の短期から可能なところもありますが、大体のところが2週間以上からというのが一般的で、長くても2,3ヶ月といったところでしょうか。それより長く働く人ももちろんいますから、一概にこれくらいの期間です、とは言えないのが現状だと思います。
滞在先となるファームは、フルーツ関係を栽培している農園であったり、畜産酪農系の広大な土地を持つところであったり、野菜などをメインに栽培している日本でいう農家であったりと、本当に様々です。
特別なスタイルで言えば、マキ割りなどのハードワークをするところや、アウトドアスポーツの旅行者に対して接客をするB&Bのスタッフとして働くなど、ファームステイと言ってもガテン系の肉体労働とサービス業などに分かれたりするような、まま例外が多いのが特徴でしょうか。
男性には上記のファームステイ以外の方法とか畜産酪農などの肉体労働型が人気らしく、女性にはフルーツピッキングなどの菜園系ファームが人気のようです。
どちらにしても、基本的には春〜秋にかけてステイすることができる場合が多いため、カナダ留学前に年間のスケジュールを考えた上で申し込みなどをしたほうが良いでしょう。
僕はカナダに到着して数ヶ月経ったあとに、このようなファームステイ型留学スタイルの存在に気づき、ちょっと後悔しました。(T_T)
語学留学や大学留学だけを考えている人にとって、この「ファームステイ型留学」というプランもあるんだぁ〜という、新しいスタイルの気付きになれば良いなと思います。
カナダでファームステイをするには
さて、ではどうやってファームステイをするのか。
もっともポピュラーな形で、もっとも簡単にファームステイを始められる方法があります。
それは、世界的な団体である WWOOF を利用すること。WWOOF でウーフと読み、WWOOF を利用してファームステイを経験する人々を WWOOFer:ウーファー と呼びます。また、僕が旅先で話したところでは、WWOOFを利用してファームステイする行為そのものを、WWOOFing:ウーフィング と呼ぶ地域もあるようです。
カナダで言えば、国内のいたるところでファームステイすることが可能で、日本で言う大島新島に当たるような小島であったり、北海道のような広大な敷地の農園でステイすることも可能です。ロッキーマウンテン周辺でのファームステイももちろんできますし、ハリファックスがあるノバスコシア地方やプリンスエドワードアイランドといった地域でもファームステイは可能です。
実はこのWWOOF、日本にも存在するんですよ。日本のWWOOF事務所は札幌にあるようで、詳しいことは WWOOF JAPANのウェブサイトを確認してみてください。
WWOOF JAPANのウェブサイトによると、カナダとオーストラリアとニュージーランドでのWWOOFingは、5000円かからないで日本から申し込むことが可能なようです。(帰国後、実際に申し込んでみたところ、3900円ほどで会員になることができました。)
ちなみにカナダでは、WWOOFの登録料として上記と同じくらいの金額を請求されるので、もし英語に不安がある場合や、日本からファームステイだけするためにカナダに行くような場合は、直接日本から申し込んだほうが手っ取り早いかも知れませんね。
WWOOF JAPAN のウェブサイトはこちらから
実際の手続き方法に関しては、あなたが直接資料請求なりをして調べてみてください。普通の留学とは一味違った留学体験ができることは間違いないでしょう。
また、出入国の際には、ファームステイすると言わないほうが良いみたいです。自己申告制ですが、ファームで働いたことがあると言ってしまうと、検疫検査などに連れて行かれて余計なことに巻き込まれる可能性もありますからね。
カナダファームステイで得られる特典
僕は実際にファームステイという形式で滞在したことはありませんが、プチファームステイ的なことはやったことがあります。今後、必ず機会を見つけてファームステイしに行ってみたい場所もあったりします。旅の途中で知り合った友人の中には、バンクーバーアイランドやトロント周辺の地域、バンフ近辺のロッキー地域などなど、本当に多数のファームステイ経験者がいました。
彼ら曰く、ファームステイでの一番のメリットと言えば、狭い島国日本では味わうことができない『土と動物との戯れ』とでも言うのか、大自然に回帰することができる点だということです。
母なる大地とは誰が言ったか知らないが、カナダでのファームステイを通して、とにかく人間的に丸くやさしくなれるみたいです。
僕は生まれてからずっと東京近郊で生活してましたし、大学も仕事もみんな都内でした。大都会の喧騒と言うか、普段の生活が常に慌しい中にあって、ファームステイを通して大自然に帰るという体験は、本当に自分が自分らしくある生き方を改めて考えることができるようです。
僕はファームステイを通してというよりは、カナダを一周している間にそういった気持ちになったことが多々ありますが、やはりそれはカナダの広大な土地が影響しているのかも知れません。
また、ファームステイでは、もちろん周囲で生活する人間は現地人。カナダ人かどうかは保障しないけど、とにかく英語で生活してる人たちですね。あなたがファームステイする場所には、もしかしたら他の国からやってきたウーファーがいるかも知れません。
僕の友達の中には、ウーファー友達でとても仲良くなり、付き合うことになったなんていうオマケまでついてきたようですから、そのアットホームなファームステイの生活は想像に難しくありませんね。
まぁ、男女関係に発展することは稀だとは思いますが、それでもファームステイとして短期間同じ屋根の下で四六時中一緒に生活するわけだから、必然的に英語での生活になるし、英語の習得という意味では大きな収穫が得られることは期待しても良いでしょうね。
さらに、このハプカナ最大のファームステイオススメポイント。
それは、何と言っても生活費がタダになる! という点でしょう。もちろんいくらかの労働を対価としているのだから正確にはタダとは呼べませんが、それでも田舎でファーム暮らしをしていれば、遊ぶ金も必要なければ食べ物にも一銭も使いません。
僕は旅の途中途中で宿代の対価として働きましたが、実際にとても有意義に楽しみながら滞在することができましたから、英語をタダで勉強できて、しかも生活費もタダというのは、貧乏留学生にとっては願ったり叶ったりなんじゃないの? と思うのであります。
カナダファームステイで出会った人
旅の途中で出会った一人の日本人の女の子が、安宿でファームステイという形で滞在していました。最初に会ったときは、「日本人かな?」とも思ったんですが、よくよく英語を聞くと本当にネイティブクラスの発音です。
僕は試しに質問しました。
「Where are you from?」「Are you Japanese?」
彼女は答えました。
「え? あ、はい。日本人ですよ。」
拍子抜けと同時に、どうしてそんな英語がうまいか質問したところ、彼女は答えます。
「学校には行かずにファームステイをやりながら、1年ほどカナダにいるんです。実は語学学校とかの勉強は全然したことないんですよ。」
その彼女が特別なのか? いや、そうじゃないと僕は思いました。僕も旅を通して得た英語力は正直計り知れない。自分の英語力が学校を終えて旅を始めた頃から、突如上達していくのを実感していたから。(もちろんその影には、旅に出る前に培った基礎英語力があったことには変わりないですが。)
ファームステイ型の魅力は、日本では得られない素敵な体験と、素敵な人々との出会いだと思いますが、本来の語学習得のありかた、それがファームステイ型の生活費ゼロ円スタイルなのかも知れませんね。
ファームステイをするなら、最初の3ヶ月〜6ヶ月は学校に通いながら基礎英語力を高めることをお勧めします。英語が出来る状態でスタートしたほうが、より多くの経験と、より多くの英語を吸収できることは間違いないです。 |
バンクーバーでファームステイを始める方法
日本からはとりあえず何もしないで、カナダに到着してからやってみようという人もいるでしょう。そんなときは、バンクーバーダウンタウンにある、Cambie Hostel で受け付けしてくれます。
受け付けの方に、ウーフに登録したいんだけどと言えば、45ドルくらいで登録完了・A4サイズの緑色のパンフレットをもらえます。
もしくは、WWOOF Canada のウェブサイトから申請料金を支払うと同時に、パンフレットを郵送してもらいます。実際のやり方に関しては、僕がいたときと若干異なる可能性もありますから、直接ウェブサイトを確認してみてくださいね。英語ですけど。(-_-;
WWOOF Canada のウェブサイトはこちらから
以上、簡単にファームステイの概要とそのメリットなどを書きましたが、いかがでしたか?
正直な話、あまりウマい話ばかりを聞くわけではないのがファームステイ。不慣れなファームの仕事に忙殺されて、ステイ先の家族と仲良く出来ずに途中で投げ出してしまう人もいるようです。やるからにはしっかりと。不安ならやらない。そういったことも大事ですよね。
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