カナダ横断カナダ一周バスの旅
このページでは、僕がカナダ留学最後の3ヶ月でカナダ全土をバスで一周した経験をもとに、ひとりで旅をしてみたい、もしくは、トロントやモントリオールといった東側の地域に旅行に行ってみたいという方へ向けた内容となっています。
僕は、カナダ留学のひとつの大きな節目としてカナダを横断、一周することを強くオススメすると同時に、旅を通しての英語の成長をあなたにも感じていただきたいと思っています。もし、ちょっとでも旅に関心があれば、ご一読ください。
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カナダでバックパック一人旅の醍醐味
バックパッカー。聞いたことありますか?
僕のバックパックでの旅との出会いは、大学生時代にさかのぼります。バックパッカーという言葉がまだ新鮮だったころ、僕は一人でタイに行きました。もちろん、エアチケットだけを握り締め、泊まる場所も含めて他のことは一切決めずに。
バカじゃないの!? という家族や友達の反対をものともせず、僕は自由気ままな3週間の旅を心の底から楽しみました。僕の人生の中でも、とても良い思い出です。
バックパッカーとは、バックパック(大きなリュック?)に必要な荷物だけを詰め込んで、ヒッピー風な格好をして、自由気ままな旅をする人という意味です。
僕がバックパッカーの存在というか、そういう旅のスタイルと出会ったのは、作家:沢木耕太郎著「深夜特急」を読んだことがはじまりでした。もし旅をしてみたいという方でまだ読んだことがない方は、この機会に一度読んでみることをオススメします。
深夜特急
深夜特急〜ミッドナイト・エクスプレス〜とは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者のあいだの隠語である。脱獄することを、ミッドナイト・エクスプレスに乗る、と言ったのだ。(深夜特急 第1便 巻頭より)
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さてそれで、バックパッカーの旅の醍醐味なんですが、これはあらゆる意味で良いと思います。
以下、簡単にまとめてみましたので、ひとつひとつ見てみましょう。
カナダの歴史に触れる
僕ら日本人が日本国内をまんべんなく旅行したことがないように、カナダ国民もカナダ全土をまわったことがあるという人は滅多にいないと思います。僕も四国にはいったことがないです。(笑)
僕が言いたいのは、せっかくカナダへ留学したのにひとつの都市だけで終わらせるのはもったいないということで、どうせならカナダ留学の最初でも真ん中でも最後でもいいから、少し違う土地を見て、その土地の文化や歴史などを見てきたらいいんじゃない? ということです。
カナダは元々、アメリカ・イギリス・フランスなどの国が戦争をして、最終的にカナダ連邦という独立した国として成立しているわけで、特に東側はその名残りがたくさんあって、とても魅力的です。だから、北米のパリを評されるケベック州はまさしくフランスです。
え? フランス? もちろん行ったことはありません。(笑) ケベックでもフランスを感じることは可能ですよ。
昔の戦争で使用された大砲やそのときの風習を、今まで大事に残してきている場所もあるし、砦などを開放していて、歴史探訪をできるような場所もたくさんあります。
言葉も全然違うし、いわゆる方言ですよね。それが本当に楽しかったりします。その言葉の違いも歴史背景を説明されると「なるほどねぇ〜」って。それこそ、へぇ〜へぇ〜ってなもんです。
いち日本人として成長できる
ひとり旅はあなたを成長させてくれます。成長したくない? いやいや、そんな人はいないはず。人間の脳は成長欲求を持つようにインプットされているんだから。
僕は旅を通して、たくさんの貴重なことを勉強しました。自分で言うのもなんですが、自分の弱さや浅はかさ、ひとりよがりなところも全て見直すことができたと思っています。その過程で勉強した最も大事な考え方というのが、
感謝して共有すること
です。
ひとりでいろいろな場所に行くと、やっぱりひとりで行動している人間と出会うことが多いです。人間ひとりでは何もできないことを強烈に経験できると同時に、たくさんの人と協調することをある意味強制的に体感することができると思います。
人それぞれで感じ方は違うと思いますが、少なくともたくさんの見知らぬ人と出会うので、ひとりの日本人として、あなた個人としての価値を問われます。そのとき、素直にすべてを受け入れて、改めて考えることができるかどうかはあなた次第ですが。
余談ですが、僕がこのハプカナをスタートさせたひとつの理由がここにあります。僕のカナダ留学の体験をたくさんの人に知ってもらうことで、何か共有できることがあるんじゃないかな? と。そういう気持ちで作っています。
一生涯付き合える友達が見つかる(かもしれない)
僕は旅の途中でたくさんの人と出会い、また同時に助けてもらいました。旅での話は別のところで細かくお話しているんですが、特に僕に一番影響を与えた人間に、ドイツ人のフランチェスコとスイス人のレオという人間がいます。
僕は、彼らからたくさんのことを教えてもらい、また、気付かせてもらいました。たぶん僕のほうからも、たくさん何かを与えているんだとは思いますが。
とにかく、僕は彼らを一生の友達として大事にしています。
たぶんバンクーバーでのほほんと生活していたら出会うことのない人々、そんな一味違った人々と出会えるのも、ひとり旅の魅力だと思います。
もちろん英語も成長する
英語についても触れないとマズイでしょう。旅をとおして英語は成長します。成長するというか、劇的にリスニングの力がパワーアップします。間違いない。
リスニング以外では、あなたが新しいボキャブラリに対して興味を持ち、疑問を持たない限り、ボキャブラリの知識はあまり変わることがありません。また、発音も意識的に修正していかないと成長は望めないでしょう。
が! リスニング・ヒアリングに関しては、著しい変化に気付くときがやってきます。
たぶんバンクーバーでの生活をベースに耳を成長させていたから気付かなかったんだと思いますが、僕は英語耳の成長具合を体で体感しました。きっとあなたも、ものすごく成長していることに気付くはずです。
具体的に言えば、バンクーバーの英語と他都市の英語のイントネーションが若干違うため、その変化に敏感になるんだと思うんですが、さらに会話相手の出身地がわかるくらいの耳にいつの間にか成長していることに驚くと思いますよ。
とにかく感動の人生体験がいっぱいです
言葉はいりません。とにかく感動しますから。
ナイアガラには全然期待していなかった僕が、あまりの興奮に発狂したり。芝生で寝転がってみるオーロラに、感動しすぎて涙を流してしまったり。日本じゃあり得ない景色に、すげぇーすげぇーと騒ぎまくってみたり。餓死するくらいにおなかを減らして、目の前が真っ暗になるところで救助されたり。ほんの少しだけ目をそらしたすきに、テーブルの上にあったデジカメを盗まれたり。
とにかく波乱万丈の人生体験ができることは必至です。(笑)
でも命の危険を感じるようなことは一切ありませんでしたし、SARSが流行してると日本のメディアが騒いでたけど、全然そんなこともなくて、病気は一切しなかったですし。
あなたの人生のいちページに、鮮明な記憶として残ることは間違いありませんよ。
カナダ横断バスの旅で出会った日本人
旅の途中では、たくさんの日本人にも遭遇しました。
本人に許可はとってないですが、少しだけ、旅の途中で出会った日本人の話をしてみましょう。
まず、彼は関西の医大生で、トロントで留学生活を送っていた人間です。大学の勉強をする中で英語の必要性を感じて留学を決め、トロントで語学学校に通ったあと近くのファームでファームステイをしてたと言っていました。
彼は医大生ということを隠して、最初はとても丁寧な感じで接していたんですが、僕が結構おっぴろげな性格なので、それに影響されたのか徐々に打ち解けていきました。それから医大生だということを知ったんですが。
僕は、彼とその他の日本人女性1人と合計3人でケベック州の一部をまわり、結局4日間だけでしたが、とてもステキな交流ができたことを大変嬉しく思っています。
彼はその後、カルガリーに滞在して英語の勉強を続け、日本に帰国後は医者になるべく大学での勉強に精を出すとのことでした。
僕は日本で仕事に追われている身、彼は医大生という身。日本ではお互い住む場所も生活する空間も違いますが、旅を通して一生知り合うことがないだろう日本人と出会うこと、とてもステキなことだと思います。
もう一人紹介しましょう。
これは本人に許可を取りました。
彼女との出会いは、ニューブランズウィック州の州都『フレデリクトン』のバス発着場でした。彼女は昔から留学したいという願望があったようで、ようやく仕事にキリをつけ、カナダバンクーバーへの留学を決めたそうです。
彼女は最初、ひとりでバンクーバーからモントリオールまで飛行機で飛び、その後バスで東側を旅する計画なんだよね、と言っていました。だから、旅というよりはむしろ旅行という感じ。その途中で僕と出会ったんですが。
その後、僕は東のハリファックスへのバスに乗り換え、彼女は赤毛のアンで有名な島『プリンスエドワードアイランド』へのバスに乗るということで、いったん別れました。
それから、僕がハリファックスや大西洋側の町を満喫してプリンスエドワードアイランドを経由し、ケベックシティーへ向かう道中のバスで、運命的に再会しました。これは何かあるぞ、と。運命じゃないのか? と。
結局そこでは何もなかったんですが、(笑) まぁとにかく彼女と再会して、彼女の友達の日本人とさらにもう1人の日本人男の合わせて4人でのバスの旅になりました。
彼らはモントリオールへ向かい、僕はケベックシティーへ向かうために途中で別れたんですが、それからメールでのやり取りも多くなり、日本へ帰国後も連絡を取り続けています。
運良く彼ら全てが関東の人間だったために、比較的簡単に会うこともできるし、別れたあとの旅の話やカナダでの思い出話を一緒にしたりする仲になっています。
カナダは危険?
特に女性の方々から、ひとり旅って危険なんじゃないの? 襲われるかも? といった、ネガティブなご意見を伺うことが多いんですが、僕の経験則で言えば、旅とは言わずとも東側を旅行してるのは女性のほうが圧倒的に多いと思います。
というか、カナダに留学やワーホリで来る日本人の割合から見ても、女性のほうが圧倒的に多いと思います。(日本での仕事を考えると、それも納得できるかな? 僕はある種フリーで活動しているので、どこの会社に属することなく生活していますけれども・・・。)
僕のように一から十までバス行脚する人間は女性では1人もいませんでしたが、飛行機とバスを使ってとか、電車とバスを使ってとか、それぞれのスタイルで旅してましたね。
それに、日本人女性2人組というパターンも多くいて、経済的にも安く済ますことができるし、ひとりよりも安心だと。その反面、ケンカ別れすることも往々にしてあるみたいですが。
女性だから危険ということは全然ないと思うし、むしろ男のほうが臆病なんじゃないか? という意見もあったりします。そういった安全面からの理由で旅をしないのはもったいないので、危険だからという先入観だけで諦めないほうがいいですよ。
実際バックパッカー旅行者を見ていると、たくましい女性の姿もたくさん見かけます。まぁこれは、ヨーロッパやアメリカなどの方々だったりするんですけど。
最後に一言だけ注意というか確認しておくと、最終的には自己責任だから、絶対安全! とは言い切れません。
実際に聞いた話では、レンタカーを運転中に氷河が溶けてできた川につっこんで、あやうく命を落としそうになった人や、熊に襲われそうになった人もいるらしいですから、最終判断はあなた次第ということですね。 |
カナダ横断バスの旅は経済的にもメリット豊富
ここでご紹介する内容は、僕の性格だから得してたところも実際にはありますが、徐々に慣れれば誰にでも簡単にやることができると思うのでオススメします。
親切な人には心から甘える
バンクーバーの友達の友達で、たとえばトロントで生活している人がいたら、その人の家に泊めてもらう。次の日にはトロントの街を案内してもらう。最終的に飯までご馳走になる。なんて、とてもずうずうしいこともできるでしょう。
旅をしてるということを話すと、現地の人はもちろん、まわりの人が応援してくれることも多々あります。うちに来てディナーを一緒に、とか、「俺の友達が○○に住んでるから、現地に行ったら電話してみろ。」と言われて電話番号をもらったりとか、あなたの接し方次第では本当に親切にしてくれる人がたくさんいます。
悪い意味で利用するわけではないですが、もらえるものは気持ちよく受け取りましょう。
もホステルなどの安宿でお手伝いをして、宿泊費をゼロに
ホステルなどの安宿では、(場所にもよりますが)3時間のお手伝いをすると宿泊費をタダにしてくれたりします。まず宿に到着して、とにかくお金を少しでも節約したいんだということをマネージャーらしき人に伝えると、仕事をくれることがあります。
もちろんそれは、簡単な皿洗いだったり、犬の散歩だったり、様々な作業ではあるんですが、それも普段の生活では味わえないことが多いので、楽しみながらやることができるでしょう。
僕は芝刈りやベビーシッターもやったんですが、英語の勉強にもなるし、現地の歴史の話や現地特有の英語の言い回しを直接指導してくれたり、知る人ぞ知る秘密の場所などを教えてくれたりと、現地の人と話すことで新たな発見がたくさんあります。
そういうコミュニケーションをとる手段のひとつとしても、お世話になる宿で気に入られると良いでしょう。
ヒッチハイクする
これは、日本人にはとても危険なイメージがあるかもしれません。もちろん、バンクーバーやトロント、モントリオールといった大都市ではやるべきではないです。というか、やったとしても誰も乗っけてくれないのがオチでしょう。
僕が言いたいのは、公共の交通機関がないような、車がないと生活できないような場所に行ったときに便利ですよ、ということです。
実際に現地に行けば(と言っても、僕のような冒険好き以外あまり行く人はいないと思いますが)必然とやることになるとは思いますが、これはただの移動手段だけではなく、ステキな出会いも生み出します。
親切な人に甘えるということにも関連しますが、人によっては宿を提供してくれたり、ご飯をごちそうしてくれたり、仕事を与えてくれたりと、本当にありがたい存在です。
車に乗っている間に「日本の東京から来たんだよ」という話からはじまり、バンクーバーのこと、カナダ全土をバスでまわってること、たくさんのスバラシイ体験をしてきたことなど、まるで自分のことのように楽しそうに話を聞いてくれますし、いろいろな会話を楽しむことができるでしょう。
最後に別れるとき、Good Luck! と一言。最高に嬉しい瞬間ですね。
カナダ横断バスの旅 情報源
僕はグレイハウンドバス(通称:グレハン)を使って旅をしたんですが、何も決めずに自由気ままな旅を望む人は、それが一番良いと思います。
他にも、ムースラン(Mooserun)やVIAレイルといった他の交通機関を使うこともできるので、あなたに最適な旅行プランを考えていけば良いでしょう。
ムースランの特徴は、バックパッカーが数名集まってバンで一緒に地域をまわるので、安全だし大勢で楽しいし他国の人間とすぐに仲良くなれるといったメリットがあります。逆に、ルートが決まっているために自由行動ができなかったり、行くことができない場所もあるので、不便なこともあるでしょう。
VIAレイルも同じで、こちらは電車なので駅がないような小さな町には停車しないので、行ける場所が制限されてしまうのと、電車の数自体が少ないので、いきなり予定を変更するのが難しいなどのデメリットがあります。
が、電車内はとても快適で、バスの旅が長い人にとっては天国のような感じです。(笑)
僕がカナダ一周をするのにグレイハウンドを選んだ理由は、
- とにかく安い(他の交通機関に比べて、とてもお得)
- 2ヶ月乗り放題パスがある(乗り放題パスは、最低7日:最高60日です)
- 発着場が無数にある(行きたい場所に自由に行ける)
- 乗り放題パスが東側でも使える(東側は提携会社のバスを利用)
- シアトル、ニューヨーク、デトロイトのアメリカ都市にも行ける
- トロントモントリオール間であれば、VIAレイルも使える
などでしょうか。
あと加えるとすれば、グレハンのチケット管理が甘いので、もしかしたら60日以上パスを使える可能性もある。(笑) 実際に旅の途中で出会った人の中には、80日パスになってた人もいるくらいですから。
これについては、僕があれこれお伝えするよりは直接グレイハウンドカナダのページを隅々まで調べつくせばわかると思うし、そのほうが頭に入ると思うのでここでは書きません。(どれだけ見てもわからない、とか言ってメールしないでください。自分で隅々まで調べれば見つかるから。絶対に。)
ただ、インターネットで情報収集するのが大好きな僕が調べた中で選んだものなので、値段的な面と便利性を考えると、これしかないと思います。バスの移動だけ確保して、その他の宿泊場所などは自由に選ぶことになるのが条件ですが。
また、飛行機で東側の町まで飛んでそこからバスというパターンもありますから、飛行機の往復代金などを調べたいなら、現地の旅行代理店に行けばわかると思いますし、そこからのバスに関しては下記のバス会社リンクをたどって調べればわかると思います。
とにかく何でも自分で調べて、自分の納得のいく方法を選びましょう。ちなみに、僕がどのようなルートをたどって、どのような出会いをして、どのような感動名場面に遭遇してきたかに興味がある方は、カナダ一周バスの旅をご覧下さい。
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