カナダバンクーバー留学中の衣食住 住居事情
カナダ留学を成功させるひとつの要因として、僕は住む場所と一緒に住む人にこだわって欲しいと思います。
というのは、僕はバングラデシュ系のカナディアンと一緒に生活をしていたおかげで、生活の基本が英語という環境を作ることができ、それが僕の英語力の基礎を成しているからだと思うからです。また、立地や部屋のタイプなどもあるとは思いますが、何より英語を話す環境が生活のベースとなる住まいにあるというのが重要だと思います。
さて、そうは言っても僕の友人らでさえ、外国人と一緒に生活をしていた人は少なかったように思えます。
ひとつには、文化の違いからくる不満であったり、さらには逆に英語ばっかりで辛くなるという理由もあるようでした。人によっては好き嫌いもあると思うので、異文化交流に慣れるという意味でも、最初はアジア圏からの留学生(韓国人や中国人・台湾人)と一緒に生活してみるといいかもしれません。
もしくは、これはある意味裏技ですが、あなたが女性であればカナダ人の彼氏を作って一緒に住むなんてこともできたりします。じゃぁあなたが男だったらどうかって? ごめんなさい、チャンスは皆無に等しいです。(笑) 白人(コケイジャンと呼びます)の彼女を連れて歩くには、かなり高度な英語力とコミュニケーション力と忍耐強さを求められます。
個人的には、やっぱり日本人が一番ですが、韓国人や中国人の彼女がいる友達もいます。ここらの詳しい内容は、カナダ留学の生活編 カナダの恋愛セックス事情を参照してください。(もしくは、バンクーバーで直接お話ししますよ。)
カナダ留学中の住宅専門用語を理解しておこう
カナダの住宅関係の詳しい話をするその前に、専門用語を簡単に説明しておきます。後々あなたがカナダに到着したときに聞くことになるかと思うので、今から知っておくと良いですよ。とりあえずここでは基本を抑えておくので、現地に到着してから新聞などを見ながら探してみると良いかも知れません。
マンション
マンションについてですが、日本ではマンションという言葉は普通に使われていますが、英語でマンションというと超豪華な数十階もある高級な建物というイメージがあるようです。なので、日本でいうマンションは、カナダでは一般的にアパートとして統一されます。マンションという言葉は基本的に言わないし聞かないので、無視して構いません。
ちなみに、日本で最初にマンションという言葉を使ったのは、テレビでも有名な名古屋の大物実業家、吉川幸枝社長らしい。
バチェラー
いわゆるワンルームの部屋を指します。ひとり暮らしならバチェラータイプの部屋に住んでいる人が多いですね。キッチンと部屋が分かれているタイプもあるし、そうでないタイプもあるみたいです。ちなみに、バンクーバーダウンタウンのバチェラー平均賃貸料金は、800ドルくらいが相場です。もちろん、高層階になれば高いし、立地がよければもっと高いですね。
ワンベッドルーム、ツーベッドルーム
カナダで2LDKを指すのは、ツーベッドルーム。リビングとかダイニングとかって言い方は基本的にしないんじゃないかと思います。だから、ワンベッドルームだと、部屋ひとつとリビングとキッチンがある1LDKというイメージかな。
ベースメント
ベースメントは、半地下の部屋。戸建住宅の半地下部分だけを貸しているところもあって、それを指してベースメントと呼んでます。ちなみに僕のホームステイはベースメントでした。広さはいろいろあって、ふたつの家族がそれぞれ上と下に住んでるなんてところもありましたね。
コンドミニアム
いわゆる分譲マンションでしょうか。小奇麗なところが多く、税金対策で買ってる人もいるとかいないとか。僕にはあまりなじみのなかったものなので、詳細はあなたがカナダでコンドに住むときに改めて調べてみてください。基本的に高級なので、高いです。
ウォッシュルーム
日本ではトイレ。アメリカではレストルームとかバスルームと呼ばれるんですね。カナダではウォッシュルームが主流みたいです。なんでかはわかりませんが、ニューヨークに行ったときにはバスルームってみんな言ってたし、バンクーバーではウォッシュルームってみんなが言うんだから、そういうことなんでしょう。(もちろん、バスルームって言えばみんな理解できます。)
ちなみにお風呂はホットタブと言いますが、ホットタブがあったとしても、どの家も基本的にはいわゆるユニットバスです。
カナダ留学住宅スタイル
カナダ留学に行く日本人にとってポピュラーな住宅スタイルを取り上げます。
カナダでの留学生が選ぶだろう主な住宅スタイルは、一人暮らしがアパートシェアかシェアハウス、もしくはホームステイの4つになるんじゃないかと思います。
いずれもメリットデメリットがありますが、僕が選んだスタイルは、ホームステイ→アパートシェアでした。旅を入れれば、ホームステイ1ヶ月半、アパートシェア7ヶ月、旅3ヶ月、その後またアパート2週間くらいです。
一人暮らし
まずはカナダでのひとり暮らしから。
はっきり言って理想ですね。英語力がついたあとで、留学資金に余裕があれば、僕もやってみたかったスタイルです。
が、あなたも含めて僕らハプカナ的な見方で言えば、これはやめるべきでしょう。一番高いと思います。これ。実際のところ家賃もピンキリですが、一般的には高いだろうと思います。
ひとりだから何でもできるし、誰の干渉も受けずに自由気ままでのんびりできます。けれど、「少ない費用で留学する」ということを考えると、カナダでの留学生活そのものもうまく活用して英語を学んだほうが得策ですから、ひとりでの生活はデメリットと考えたほうが良いかも知れません。
ひとりだとほとんど確実に日本語でモノを考えますし、日本語にまずは目がいきます。究極的には自分次第なんですが、まわりからの強制力がゼロのために、怠慢になる恐れもあったりします。結局のところ、そんなことより何より賃料が高いんだから、選択肢には入らないでしょう。(笑)
アパートシェア
たぶん、アパートシェアが留学生住宅スタイルナンバーワンじゃないでしょうか。
あなたがコレを読んでいる現在、日本人留学生の多くがダウンタウンで生活をしています。そしてそれは、これからも続くだろうと予想できます。特に夏のダウンタウンは、日本人と韓国人の留学生でごった返しますし、外国からの旅行者などで一時的に人口増加を感じることができるでしょう。
アパートシェアについて言えば、バンクーバーダウンタウンに住む=アパートをシェアするかひとり暮らしをするってことで間違いないでしょう。賃料の安さや生活の楽しさという点でも、アパートシェアが妥当なところかと思います。
そこで、シェアする人間の選び方が大事になってきますよね。たとえば学校でとっても仲良しになった韓国人のA子ちゃんとシェアするってのもいいでしょうし、アルバイト先の中国人のB子ちゃんとシェアするでもいいでしょう。もしくは、カナディアンの大学生らが張り出している広告を見て電話をかけるでも良いし。
とにかく最初は日本人とシェアすることを拒んで、外国人とシェアすることを試みると良いと思いますよ。英語のためにも、異文化交流という意味でも、有意義な生活になると思います。
外国人と一緒にカナダ留学生活を送ろう
これを読んでいるみんなが思うことですが、最初からカナディアンと一緒に生活したい! と思ってますか? ぶっちゃけた話、それはかなり危険な行為です。もちろん、外国人と一緒に生活することが、カナダ留学を成功させる大事な点ではありますが、英語が全くできない状態でカナディアンと生活しないほうが良いよ。
たとえば日本人留学生と一緒に生活すると、日本にいたときと同じような生活ができます。それをデメリットととるかメリットと考えるかはあなた次第ですが、最初から全く違う生活をスタートさせるには、なかなかエネルギーが必要なものです。
なので、個人的には最初はホームステイからスタートして、3ヶ月くらい経ってから外国人と一緒に生活することをお勧めします。外国人と一緒に生活することで、刺激のある日々をタダで手に入れることができますよ。
根本的に留学それ自体を考える必要があるんですが、極端な話、日本人とはカナダじゃなくても日本でシェア生活はできますが、外国人と一緒に生活する機会ってそうないですよね。まさに僕は日本で日本人とのシェア生活をしていますが。
カナダ留学中は、英語の勉強をすることも大事ですが、文化やモノの考え方を理解しあうという大きな意味での国際理解に触れる絶好の機会だと思うし、それが留学の醍醐味の大きな部分を占めているとも思うから、ぜひぜひ外国人と生活するよう努力してみることをオススメします。(日本人と一緒に生活する楽しさもあるけどね、チャンスがあれば絶対に外国人とシェアしたほうが良い。)
ただ、慣れない外国人との共同生活に疲れ果てて、何もやる気がなくなったというのは本末転倒ですから、あなたが無理だと感じたら即刻やめましょう。
幸いカナダには、敷金・礼金といった日本の悪しき制度はないので、スーツケースひとつでいつでもどこでも引っ越せます。あまりそういう人はいませんが、僕の友人の中で、1年で最高6回引越ししたツワモノもいますから、あまり深く悩まずに部屋を決めてみてはいかがでしょうか。
賃料で言えば、たぶんシェアハウスよりもちょっと高いくらいですが、好立地のダウンタウンである点と、夜遅くまで友達と一緒に遊べる点、通学にも便利という点を考えると、多少高くてもダウンタウンのアパートシェアが何かと便利かと思います。 |
シェアハウス
アパートシェアと同じように、こちらも定番スタイルのひとつですが、実際にシェアハウスで住んでいる人は少ないような気もします。
どちらかというと日本人留学生にはアパートシェアが人気だと思うし、シェアハウスの物件数もアパートに比べたら多くないような気もします。それだけ人気なのかも知れませんが、シェアハウスにはアパートにはない魅力が多いのも事実です。
まずは、大人数での生活ができるという点。
アパートシェアの多くは2人ないし3人での生活が基本ですが、シェアハウスでは4人以上というのが一般的です。それだけ共有スペースも多く、自分の部屋以外でも有意義に過ごすことができますね。
場所によっては、ホームシアター並の大型機材が入ったリビングで映画を見れるとか、パソコンをタダで貸してくれたりとか、そのシェアハウスのオーナーによっては、値段のわりに厚待遇なんてところも結構あります。また、シェアメイトらと毎日一緒に料理を作って一緒に食べてなんて、とてもにぎやかな生活ができるのも魅力です。
誰かの誕生日ならバースデーパーティーをみんなでやるし、事あるごとにパーティーパーティーです。みんなで料理の材料を折半するなど、食費を浮かせるためにも良いかもしれません。
が! そうは言っても人間が集まれば、そこには問題が出てくるのもまた世の常ですね。
たとえば、シェアハウスの構成が国籍バラバラならいいんですが、日本人3人と韓国人2人とかなら、さぁ大変。
僕の経験上、女性に特に多いんですが(というかバンクーバーの日本人留学生の半数以上が女性ということもありますが)、日本人A子さんが韓国人B子さんを嫌いだとして、B子さんの前で日本語で悪口を言ったりする。言われてるB子さんは目の前で自分のことを言われてるなんて思わないし、それに言葉自体もわからないんだから、陰口ならぬ表口。これは悪質極まりないですね。
人が集まって生活するのだから、自分が納得いかないことだって時にはあるし、それをちょっと我慢できるかどうか、それを理解してわかってやれるかどうかってのも、ある意味カナダ留学中の勉強だと思うんですがね。
前述した国際理解ではないですが、そういう人として基本的なことができないようであれば、誰かと一緒に住むことなんてできないし、それ以前にカナダに留学したとしても、そんな人は何も得られないと思うんですよ。あなたは違うと思いますが、そういうこともあるんだね程度に受け止めておいていただければと思います。
ちょっと話がややこしくなりましたが、安く賢く楽しくカナダ留学をしたいと思っているあなたには、もしかしたら、このシェアハウスで生活するってパターンが合っているかもしれません。
カナダに到着した後、現地で出会った友人の中にそのような人がいたら、一度遊びに行ってみるといいと思います。そこで、その家と住んでいる人を気に入って、もしタイミング良く部屋に空きがあったら引っ越す。そんな具合でシェアハウスで生活し始める人も結構多いですよ。
カナダでの部屋探しの詳細はカナダ留学の生活編 部屋探しで詳しく書いていますが、友達からの口コミが実は一番確実だったりします。特にシェアハウスに関しては。
ホームステイ
カナダ留学だけに限らず、海外留学の定番中の定番「ホームステイ」という生活スタイル。
もちろん、ホームステイはとてもステキな体験になると思いますし、友人の中には、10年経った今でもオーストラリア留学でお世話になったホストマザー(ホームステイ先のお母さん)と連絡を取り続けている! という人さえいます。
それだけ人気のホームステイですが、ホームステイでのトラブルが絶えないのも、見逃すことができない事実なんですね。
特に、留学先の学校もホームステイも全てを日本で決めた人に多いんですが、ホームステイを始めたとたんに「想像と違う!」とか「食事が合わない!」などの理由でやめてしまうわけですよ。そんなこと言ってる僕も、実はカナダ留学の前はホームステイにあこがれを持ってましたし、僕のホームステイファミリーは絶対ステキな家族だろう、なんてことも考えていました。
でもね、ホームステイでのトラブルは往々にして起こることなんですよ。むしろ、ホームステイ先が想像どおりで理想とピッタリ♪ なんてことのほうが珍しいんです。
すごく現実的な話になりますが、ホームステイファミリーの中には、留学生の受け入れを明らかにビジネスと考えているところも少なくないんです。カナダは、日本と同様に離職率・失業率が高いので、夫婦で仕事をしてるなんてことは普通なんです。「ざぁ〜ます、おほほほほ〜」みたいな、のん気に家でダラダラしてる主婦なんて、本当の金持ちくらいです。
夫婦共働きで生活に必死というような家庭では、ホームステイという形で留学生を受け入れれば、毎月の定期的な収入が入るわけで、苦しい家計にとっては願ったり叶ったりですよね。空いている部屋を貸して、毎日作ってる料理をちょこっとだけ増やすだけで、大きな固定収入が入るんだから。
もちろん、そうは言ってもホストファミリーの中には純粋な方々も大勢います。
自分の子供達に世界各国からの留学生との時間を与えることで、国際理解を早期から育みたいとか、留学生を受け入れることでお互いの刺激としたいとか、お金以外の部分でホストファミリーになりたいという方々はたくさんいます。
ちなみに僕がお世話になったホストファミリーもそういう人で、小学校2年生になるメリッサちゃんのためにという考えを持ってました。このあたりの考え方は、ホストマザーと真剣に話したので、とても良く理解できます。
また、ハプカナ的に「いかに少ない費用で留学するか」を考えると、ホームステイは長くても3ヶ月が限度かな、と思います。ラッキーなことにホームステイファミリーがあなたの理想に合えば、それはいつまでいたって構わないですし、人によってはダウンタウンよりも少し遠いところで生活したいと考える人もいるでしょう。
だからね、これは本当にあなたの状況によって判断すればいいんですよ。むしろホームステイを長く続けたほうが、結果的にあなたのカナダ留学が成功したことになる可能性も高くなるでしょう。カナダに2番目の家族を見つけたことになるんですから。
ホームステイをやめた理由
僕がホームステイをやめた理由は別のところにあって、「カナダ留学の生活編 カナダの食事情」の項目でも書いてあるとおり、単純に食生活が合わなかったという点と、外や友達の家でご飯を食べる機会が多かったので無駄遣いだと感じた、という理由があります。
食事については人それぞれあるとしても、「留学生活が長くなると、外や友人宅でご飯を食べることが増える」ということに関しては、ひとつ注目する必要があります。
というのは、ホームステイの料金は一般的に700ドル〜800ドルくらいですが、それは諸々全てを含めての値段です。
全てというのは、部屋代はもちろん、毎日3回の食事代を含みます。朝ご飯をあまり食べなかった僕は、ランチにサンドイッチを毎日作っていたわけですが、それも計算すれば毎月高くても100ドルしません。土日のほとんどは外食やパーティーだったから、ホームステイ先に帰っても何も食べないんですよ。平日の多くもそういうことをやっているとして、僕の食事代はほとんど自腹状態になっていったんですね。
そうなってくると、毎月ホームステイ代として高いお金を払うのもバカらしくなります。しかも、お金に余裕がないのに。
もちろんホストファミリーとの時間は何者にも変えがたい貴重なものでしたし、クリスマスパーティーなんてカナディアンらしい、日本とは全然違う「これぞカナダ!」といった体験を堪能できました。そういう意味では、ホームステイはとても良いものです。
ちなみに、僕はバンクーバーからバスで40分くらいのノースバンクーバーというところでホームステイをしていたんですが、外での食事が増えたり、夜遅くまでダウンタウンで遊ぶことを考えると、どうしても遠いんですよ。
そういうこと全てを天秤にかけたとき、ホームステイは長く続けられないと判断して、結局1ヵ月半という短い期間で終了することになりました。
できることなら、人生で1度はホームステイ体験しておいたほうがいいですよ。せっかく留学するんだから、留学の最初とか最後の1ヶ月くらいはホームステイでもいいと思います。
ちなみに、ホームステイから始めて、その後食事抜きのパターンにすることも可能ですから相談してみることをお勧めします。食事なしのホームステイは、だいたい200ドル〜250ドルくらい安くなるので、いわゆるハウスシェアと同じような生活がホームステイファミリーとできます。 |
カナダ留学の住宅事情をまとめると
カナダ留学での生活スタイル。主なものを見てきましたが、いかがでしょうか。
住宅タイプは人によって千差万別ですし、これ以外にも、住む場所や住む人によって変わってくると思います。これらは本当に標準のスタイルですから、あなたにあった生活スタイルをカナダに到着したら確かめてみると良いでしょう。ただし、変な人と一緒に住んで、おかしなことにならないでくださいね。
何も決めずにカナダに行きたいけど、ホームステイだけは決めておきたい! という人は、現地で決められるカナダ留学サービスを提供しているところもあるのでそれを利用してみると良いでしょう。もちろん、現地で早速アパートを探したい! という場合でも、同様に現地に到着する前にメールで相談しておくと良いと思いますよ。
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