カナダバンクーバー留学のホームステイについて
別のページで何度も登場しているホームステイですが、具体的にどうなんでしょ? というわけで、このページでは、ホームステイの細かい部分まで注目して、あ〜んなことも、こ〜んなことも包み隠さずにお伝えします。カナダ留学に理想を抱き、ホームステイにあこがれを持っているあなた、これを読んで凹まないでね。(笑)
カナダ留学中のホームステイの意義から考えよう 留学生側の一方的な希望から言えば、ホームステイというのはとてもステキな海外生活スタイルの定番です。カナダ留学を考え始めたときに、まず最初に思いつくのがホームステイはどうしようかなぁ〜♪ なんて考えたりしませんでしたか?
もしそうなら、ここでビシッと伝えておく必要がありますね。あなたが今考えているような甘い世界じゃないっスよ。現実のホームステイ事情はスゴいんです。(と、最初からシビアなことを覚悟しておけば、あとが楽だと思うので。笑)
あなたの頭の中にあるホームステイと言えば、
- アットホームなホストファミリー(白人)で、
- 家族はみんな親切で暖かく、
- 庭付き一戸建ての綺麗な広い家で、
- ディナーは家族仲良く集まって、
- 食後に楽しくおしゃべりしながら、
- カナダのことや日本のことを話しつつ、
- 休日には親戚関係でパーティーなどして、
- たまには家族でアウトドアライフを楽しんで、
- とっても平和な一家団欒
って感じですか?
この意見、実は僕が思っていた内容です。(笑) もしあなたもこの中のいくつかに当てはまる考えをお持ちなら、僕の話を真剣に聞いてください。ホームステイをする時期にもよりますが、実際この中の良くて4つが理想どおり、悪かったら全部当てがハズれます。
最初に注意しておきますが、ここでお伝えする内容は、正直シビアに書いています。「実際にカナダに到着したら、こんな厳しい世界じゃなかった」「ホストファミリーがとても親切で、こんな心配する必要なかった」なんて声をたまにもらうけど、おめでとう。それは単純にその人の運がよかっただけです。(笑)
これだけシビアなことを伝えておけば、ホームステイに過度な理想を抱くことがないだろうという考えのもとで書いているので、そのつもりで読んでみて下さい。でもね、僕はホームステイ賛成派ですから、その点は履き違えないようにお願いします。(笑)
アットホームなホストファミリー 白人家庭
まずはこれ。ホストファミリーは白人だとなんとなく決めてませんか?
ごめんなさい。僕は正直ホストファミリーは白人ってイメージしかありませんでした。ホストになる家族というのは、国籍はカナダであっても、出身国は千差万別です。
生まれも育ちも地元のカナダ人家庭をはじめ、中国系ベトナム系フィリピン系のアジア方面、アイルランドイタリアギリシャなどのヨーロッパ方面、メキシコブラジルベネズエラなどのラテンアメリカ系などなど、様々な国の文化を背負ったホストファミリーが存在します。
これだけいるんだから、ホストファミリーは白人だ! なんてこと言えません。まぁ、ホームステイ先を選ぶときに、白人家庭が良い! と希望を出せば、探せなくはないと思いますけどね。でもその主張は、ある意味で人種差別になりますから、言わないほうが懸命ですよ。
家族はみんな親切で暖かい
これもよくよく考えれば変なことです。
そもそも留学生はホームステイに行くわけであって、お呼ばれされたゲストではないんです。ホームステイとはつまり、一緒に生活する家族の一員になるわけで、何でもかんでも世話してくれると思ったら大間違いですね。
洗濯だってするし、ご飯だって一緒に作る。(基本的には夕食は作ってくれるけど) 子供がいれば面倒見ることもあるだろうし、掃除だって一緒にやるべきでしょう。留学生はゲストじゃない。家庭の一員になるんですよ。
庭付き一戸建てのキレイな広い家
これも大きな間違いですね。
一般的にはホストファミリーになるくらいの家庭だから、家が広いのは確かにそうかも知れません。でも、それが綺麗かどうかはわからないし、テレビで見るような超がつくくらい豪華な家は、まずありませんよ、きっと。
ホームステイ先での留学生の部屋は、子供部屋の隣の使ってない部屋だとか、ベースメントだとか、本家とちょっと離れた小屋風なところだったりと様々です。
ディナーは家族仲良く集まって
これはホストファミリーに依存する可能性が強いでしょう。
僕は学校から帰るのが遅く、普段夕食を一緒にとることがあまりなかったんですが。というのは、ホストファザーが朝早い仕事をしていたため、普段家族の寝る時間が9時くらいだったんですね。だから夕食はいつも夕方5時くらい。笑えるほど早いでしょ。僕が帰る頃には、みんなもう寝室でゆっくりしていましたよ。(笑)
だから、ホストファミリーによっては、全然ディナーって感じじゃない。宅配ピザってこともたくさんあるし、ハンバーガーってこともある。最悪なのはポテトチップスってのも、友達から聞いたことがあります。そんなホストファミリーを紹介するほうも、どうかと思うけど。(-_-;
食後に楽しくおしゃべりしながらカナダのことや日本のことを話す
これも先のディナーと同じで、ホストファミリーに依存するところが大きいです。
食後にすぐに寝るところもあれば、ダラダラとテレビばっかり見てる場合もある。今日学校であったことを報告するとか、写真を見せて日本のことを話すというのは、本当に積極的にやらない限り、あまりないみたいです。ホームステイファミリーも、現実的にはビジネスライクなところが多く、あまりそういったプライベートなネタを聞いてこないところもあるようですね。
場合によっては、話好きのホストマザーに当たって、英語でずーっとお話できたということもありますが、話好きすぎて困ったとか、ちょっと一人でゆっくりしたいのに・・・、とかいうこともあり得ます。ま、自分次第ですね。
休日には親戚関係でパーティーなど
これはホストファミリーにもよりますが、あなたがホームステイする時期にもよりますね。
イベントがあるような季節(ハロウィン・クリスマス・カナダデー・バースデーなど)なら、カナディアンの過ごし方を一緒に体験できるかと思いますが、真冬やカレンダー的に何もないときにステイすると、結局どこにも行かずに何もしないというほうが現実的です。
僕はクリスマスをカナダスタイルで過ごしましたが、それはそれでとても良い思い出ですし、ハロウィンには参加できませんでしたが、友人の話を聞く限りはぜひ参加すべきということでした。
たまには家族でアウトドアライフを楽しんで
これもパーティーなどと同様に、夏じゃないとあまりないようです。夏でも庭でバーベキュー程度、キャンプなどの大掛かりなことはしないのが現実だと思います。もちろん、連れて行ってくれる家庭であれば、そりゃもう大満足の夏を過ごせることは間違いないです。本当にそういうことをしたいなら、アウトドア大好きの家庭を希望! と前もって言っておきましょう。
どちらかというと、ホームステイファミリーとそういうことをやるよりは、学校の仲間や学校以外でも友人同士でどこかへ出かけるほうが、もっと楽しいかも。
とっても平和な一家団欒
特に子供がいる家庭の場合、母親がヒステリックなところもあったりします。平和は平和だけど、いつもいつも親子の会話がトゲトゲしかったり。あぁ、これは僕の経験談です。(笑)
夫婦で働く共働きスタイルは、カナダでも一般的だと思います。専業主婦や専業主夫は稀なんじゃないでしょうか。だから、夫婦でいがみ合ったりしてる家庭に当たった友人もいたし、子供が反抗期真っ盛りで勉強どころじゃなかったとか。最悪は、ホストファザーがセクハラしてきたという話もありましたからね。
留学斡旋業者さんが、ホームステイファミリーはいいよ〜なんて話をするのは、日本からホームステイを申し込むことで、たっぷり利益を得られるからでしょう。当たりの場合もありますけど、やっぱりハズれることも多いのがホームステイです。
だからこそ、あまり大きな期待をよせすぎるのは、やめたほうがいいかもしれませんね。
カナダ留学中のホームステイに理想を持つなら
ホームステイをはじめるに当たっては、極力しっかりとしたホームステイファミリーを提供している留学センターを利用するとか、友人からの紹介をメインで探したりと、事前に配慮できうる限りのことをやりましょう。
これだけ批判めいたことを書いている僕も、実はホームステイ賛成派です。日本では味わえない、カナダで生活している家庭に入って体験することは全て、あなたの人生にとってカケガエのない、ステキなものになることは間違いありません。
ただ、僕が異論を唱えたい部分がひとつだけあるんです。
僕は「目的や明確な意味もなくホームステイを長くやるのはどうかな?」と思うんですね。
ホームステイ先に不満もなければ、新しい部屋を探すのもメンドクサイから、ちょっとお金は高いけどまぁいっか。あと3ヶ月このホームステイのままでいよう。そんな感じでホームステイを続けていると、はてしなくお金を垂れ流すことになります。
どうしてか?
ひとつの町での滞在が長期になればなるほど、まわりに知人友人が増えます。付き合いってことで、食事に行くこともあるだろうし、お酒を飲みに行くこともあるでしょう。頻繁にそういうことがあれば、結局その出費は自腹です。
そこで、そのときに食べなかったホームステイ先での食事について、『食べてないのにお金だけ支払っている』というのは、スマートなあなたならどれだけ無駄かわかりますよね?
ただでさえ700ドル〜800ドル、日本円で約7万円というとっても高い金額を、ホームステイ先でご飯を食べていないのに、知らぬ間に払い続けていることになるんですよ? さらに外食が増えれば、この金額に単純上乗せで数万円が加算されます。
あなたも含め、このハプカナを見ている留学予備軍とも呼ぶべき人たちは、できるだけ安く留学したいと考えているでしょ? 僕はそれを絶対条件として常に考えていました。だからこそ、毎月の固定費として出費の大きいホームステイにシビアになっていただきたいんです。
まぁこんなこと書かなくても、実際にその状況に身をおけば、どれだけ無駄遣いかは肌で感じることだと思いますが、あなたの理想のホームステイで本当にそこで生活し続けたい! と思わない限り、長くホームステイをすることについて、少し考えてみても良いかもしれませんね。
場合によっては、ホームステイを数ヶ月続けたあと、もしそのファミリーが気に入ったとして、ご飯だけは別にしたいとお願いしてみたら良いかも知れません。もしあなたのことを気に入ってくれているのであれば、ご飯だけは別にしたステイができるかも。ご飯分の200ドル〜250ドルくらいを差し引いた金額でホームステイを続けることができるでしょう。
ホームステイをする前の心構えについて
ホームステイの悪い面ばかりお伝えしてもしかたがないので、あなたが実際にホームステイすることになった! という前提で話を先に進めてみましょう。僕や友人のホームステイ体験を踏まえて、「あぁこうしとけばよかった」とか、「行く前にはこう考えといたほうがいいね」と思ったことをリストアップしてみました。
実際にホームステイしてみたらわかることばかりですが、カナダ留学前のあなたにとって、少しでも有益な情報になればと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お土産を用意する?
ホームステイファミリーに対してのお土産の話です。
日本から1ヶ月でもホームステイをお願いする人、カナダ現地で探すことを前提にホームステイを考えてる人、どちらにしても「ホストファミリーにお土産を持っていったほうがいいのかな?」なんて考えたことありますか?
結論から言えば、お土産は必要ないです。必要ないというか、彼らは別に期待してないです。あなたの笑顔があれば、それでいいんです。なんてカッコ良いこと言うのもどうかと思いますが。(笑)
それでも、あなたの気持ちを表現するひとつの手段として、お土産を持参することは良いことです。ただ、ホームステイファミリーは、過去にもたくさんの日本人を受け入れている可能性が強いので、一風変わった、あなたオリジナルなものを持っていくと良いかと思います。
家族の一員になる
一番重要かもしれません。ゲストじゃなくて家族の一員になるということを意識すること。
TBS系列の「世界ウルルン滞在記」ってご存知ですか? 僕はあの番組が大好きです。「出会ったぁ〜〜〜」っていうナレーションもさることながら、最後に見せるあの涙に感動しまくりです。あの涙は、心と心が通じたからこそだと思うんですよね。家族の一員になって心を通わせましょう!
ウルルン滞在記を知らない方はこちらから
話を戻しますが、家族の一員になることは、本当に重要なんじゃないかなと思います。
表面的に仲良くなっても、ホストファミリーの奥の部分を知ることは難しいでしょう。
表面的に愛想を振舞っても、心からのつながりを期待することは難しいでしょう。
表面的にやさしく接したら、彼らもきっと表面的にやさしく接してくるでしょう。
あなたが心を全開おっぴろげでいけば、彼らもきっと包み隠さず心をひろげまくってくれるでしょう。
あなたが「このホームステイファミリーは良くないな。」と思うとき、彼らも同時に「この日本人学生は良くないな。」と思います。あなたと相対する人の心は、あなたの心をそっくりそのまま映し出す、鏡のような存在です。
Open your heart. ステキな心、ひろげてください。
郷に入っては郷に従え
これはよくよく日本で言われる名言。迷言? ですね。
衣食住、全てが全て日本と若干違うカナダにおいて、いきなりお断りするのはやめましょう。食べたあとで嫌いと判断するのは構いません。やったあとで俺/私には合わないからということで断るのはノープロブレム。だけど、何もせずに拒否するのはやめましょうね。
全てを断ってくる人に、何かを手助けしたいと思いますか? 日本のことが好きって言ってくれる外国人には、親切にしてあげたくなりませんか? それと同じだと思うんです。カナダ好き、あなたたち好きって気持ちを前面に出して、「郷にいっては郷に従え」の精神で、積極的にチャレンジしましょう。
ちなみに、これはホームステイ以外にも当てはまります。一緒に飲みに行く? とか、一緒にパーティーしようか? と誘われたら、絶対に断らない。ドタキャンも絶対しない。(突然の予定で難しい場合もあるけどね。) そういうことを心掛けていれば、自然と周りはあなたのことを好きになってくれると思うよ。
嫌なものはイヤ!
簡単に言えば、イエスかノーかはっきり言える人になりましょう、ということです。
日本だとどちらともないような、あいまいな答え方が差し障りなくて良いという常識がありますが、ひとたび海外に出たら、どちらかはっきり言える人になったほうが賢明です。
もしあなたが性格的にはっきり言えないタイプだとしても、彼らはそんなこと知ったこっちゃありません。イエスかノーか、どちらなのか? というのが重要であって、それ以上でもそれ以下でもないんですね。
あなたが気を遣うのも、彼らにはその意味すらわかりませんから、はっきり言って無駄です。(-_-; 最初は戸惑うかもしれませんが、そういうもんなんだと自分を慣らしていきましょう。
イエスなら笑顔で答えれば良いでしょうし、ノーなら「No. Thanks.」で大丈夫ですね。「今はいらないわ、ありがとう」ってなもんです。日本語にしても、別に聞こえは悪くないですよ。
ちなみに、僕は酒を飲みません。でも、食事中にビールやワインを勧められることは多々あります。そこで「No. Thanks. I don't drink any alcohols.」って断ります。彼らはすんなり認めます。それから、だったらコーラでも飲むか? って勧められます。イエス。みんな幸せです。
嫌なものはイヤです、って答えましょう。好きなことはイエス!!って元気良く言いましょう。それが、外国人と気持ちよくコミュニケーションを取れるようになる秘訣ですよ。
ちなみに、僕のお友達でホストファザーからセクハラを受けていた人がいましたが、日本人は何も言わないから大丈夫だという意識があったみたいです。個人的には、嫌ならウダウダ言う前に、はっきり「NO!!!!!」って言えばいい。怖かったら、すぐに相談すればいい。何もしないのが、日本人の最悪なパターンです。(セクハラ受けたら絶対に報告すべきだよ。)
子供に先生になってもらう
ホームステイ先に子供がいた場合に使える技です。ある意味裏技ですが、実は英語力向上には効果的です。小学生高学年くらいが理想だという声が多いみたいです。
具体的にどうするのかというと、小学生には必ず宿題が出されていますから、それを一緒にやってみましょう。算数やら国語(僕らにとっては英語)やら、何でもかんでもです。ある意味家庭教師的な感じで一緒に楽しみながらやってみましょう。ホストマザーも大助かりです。(笑)
使われている単語は初歩なものばかりですし、子供が使う英語そのものも実はめちゃくちゃ簡単。でも、彼らは流暢に英語を話しますから、タメになることが満載です。小さい子がすぐに英語をマスターするのは、脳の成長の関係らしいんですが、そこから盗めることって意外と多いので、注意深く聞いてみて下さい。
もちろん、子供英語にならないように全てを全てマネしちゃだめだと思いますが、
お母さんが子供に注意するときの言い回しとか、(Ex: Put it in the garbage. ゴミ箱に捨てなさい)
子供がお母さんにおねだりする言い回しとか、(Ex: Can I have a cake? ケーキ食べていい?)
単純なようで、実は生活上でとても便利な例文って多いから、ぜひ参考にしてみて下さいね。
このほかにも、日本の手料理をごちそうするとか、子供と一緒に外で遊ぶとか、ホストファミリーが出かける先には毎回一緒に行くとか、やろうと思えばいくらでも考えられます。あなた自身が生活する中で気づいたことや、友達からの意見などを参考にして、1度のホームステイでたくさんのメリットを享受できるように努力してみましょう!
ホームステイは、80%は運。20%はあなた次第ですから、まずは信頼できる留学センターに希望を提出してみたり、友達が以前お世話になったところを紹介してもらうなりして、運次第のところを極力確実なものにするところから始めてみると良いかもしれませんね。
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