滞在地:バンクーバー 2003/06/26 木曜日
ボク、実はゲイなんです。
と聞いて、一瞬どんな気分になっただろうか。マジで!? とか驚くのもそうだと思うけど、正直なところ戸惑うことと思う。今日はそんなことがあった。
今通っている学校のTOEFLのクラスで知り合ったメキシカンの友人と、今日の日中にちょっとだけお茶をしようということになっていた。というのも、彼もボクが旅に行っている間にメキシコへ帰る予定だからだ。ボクらはクラスでも仲良しで、常に近くの席に座り、授業中や帰り道に日本とメキシコの文化や慣習、コトバなどについてたくさん話してきた。
「Can I tell you something?」 「Sure」
「I'm gay.」 「.....」
「Did you know that?」 「I didn't know that」
突然のカミングアウトだった。スターバックスでコーヒーを飲みながら。彼は続ける。
「When I saw you at first time, I was really surprised.」
「You look like my ex-boyfriend. He is Japanese.」
ボクは一瞬何がなんだかわからなくなったが、一言だけこう伝えた。
「I don't care. if you treat me as a friend.」
その後、彼は何かがふっきれたような清々しい顔をしていた。彼もたくさん悩んだ末にボクに本当のことを伝えてくれたのかな、と思うと、むしろ嬉しい感じもした。ボクらの友人関係は今後も続いていく。
ボクのスタンスはいたって自然。ゲイの知り合いもたくさんではないけどいるし、別に彼らがボクに何かを求めることもない、友人としての付き合いだ。だからこそ続けられるんだと思う。
今回は面と向かって言われたため、一瞬あせったのは確かなことだが。
正直ボクは彼らの気持ちがわからないけども、『人が人を好きになる、それがただ同姓だっただけ』という風に理解しているつもり。こちらでは外見をあまり重視しないせいかゲイは多いし、世間的にも認められた存在であると思う。バンクーバーにはゲイの方々がたくさん住むストリートもあるくらいだからね。
自分の実体験を元に書いてみたが、あなたは何を思っただろう?
ただこれは、海外で生活しないとわからない視点かも知れないね。
※彼の同意のもと、この文章を書かせていただきました。
さて。今日はバンクーバーに来てから初めて通ったESL(English as a Second Language: 語学学校)の友人数人とシンガポール料理を食べに行った。そのうち1人は7月末に韓国に、1人は9月頭に日本に帰る。一緒に顔を合わせる機会はこれがラスト。あまりそういう雰囲気はなかったが、とても楽しく過ごせた。

バンクーバー・イングリッシュベイからの夕日
イングリッシュベイで夕日を見たあと友人宅へ。全然お別れって感じしねーなと思いつつも、次に会うのは日本かね、とか話しながらちょいと寂しかったりもした。そこで聞いた曲「トモダチ」の歌詞から抜粋を以下に。この曲、好きになりました。
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ずっと友達 だが時は経ち 変わりゆく街の中で 共に育ち
この街から力溜め 一からの スタートを切った君に 幸あれ
ずっと友達 だが時は経ち 離れた町と街で 別々の道
選んだり ランダムされた人生を 共に生きてる君に 幸あれ
〜
新たなる 旅立ちの前に 君の思いを
いつか話せよ また会ったなら すべて話せよ また会ったなら
また新たな その気持ちを胸に 走り出す 君の思いを
いつか話せよ また会ったなら すべて話せよ また会ったなら
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Good luck.
【編集後記】
最近バンクーバーのあちらこちらでジャズの演奏が聞こえてくる。そういえば、ジャズフェスティバル開催中なのね。今週末にでも聞きに行こう。
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