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エピローグ
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滞在地:バンクーバー 2003/06/30 月曜日

 

出発当日。

バンクーバーの天気は快晴。今日出発するという気分もあまりなく、ゆったりとした時間が流れていく。

 

お昼頃に起きたボクは、部屋の引継ぎのために洗濯・掃除をこなしつつ、バックパックに荷物をつめていく。

と、次にボクの部屋を使うことになるS氏が大荷物を持って引っ越してきた。彼はニュージーランドにもワーホリで行ったことがあり、バックパックの旅には慣れているという。彼にいろいろとアドバイスを受けつつ、パッキングをしてみた。

ジャケット・フリース・長袖Tシャツにと、徐々にバックパックが膨らんでいく。。。。

ん? 荷物が予想以上に多いことに気づいた。90リットルは入るだろうボクのバックパックは、全ての荷物を詰めたときにはパンパン。ここにパソコンやちょっとした電気製品を入れなければならない。どうしようかね? と考えていたところ、S氏が言った。

「おぉー。この家きちんと調味料とか食料そろってるねー」
「あ、調味料少しと米とかパスタは持って行きますよ。」

・・・・? 食料入らないじゃん。(爆)

 

言われて気づいた。入らない。明らかに入りきらない。

ここで少し考えたが、結局バックパックを背負ってデイパックを前に担ぐスタイルで行くことにする。よくよく考えると、このほうが後々便利かもしれない。バスに乗ることが多いし、デイパックに必要なものをつめて持ち込める。

 

そんなわけで荷物の整理も終わり、今日のバスの中で食べる弁当を作ったりゴミを捨てたりキッチンを掃除したりで、あっというまに5時になる。バスの出発時刻は6時45分。そろそろ出かけよう。

 

 

バスディーポにはたくさんの乗客らしき人であふれかえっていた。

特にボクが目指すバンフに行く人や、その次の街カルガリーに行く人が目立つ。バスに乗る人は必ず自分の荷物にタグをつけなければならない。それで誰がどこに行くのか判断できるのだ。

「こんな人数入りきるのか?」と少し不安になっているのをよそに、他の乗客はどんどんバスに乗り込む。

ボクがバスに乗ったとき、シートは残り3席。それぞれ個別に残っていた。ボクは友人と一緒に乗るため、ペアのシートが必要だった。席を移動してもらおうと声をかけたが、「I don't wanna move.」「I like this seat.」とか言われる。

何だこのカナダ人は。頑固すぎるよ、あんたら。こっちは2名なんだから移動しろっつーの。

もちろんそんなことは英語では言えず、バスドライバーに伝え、席を移動してもらうように頼んだ。彼がマイクでアナウンスすると、先ほどの頑固じじぃはしぶしぶ席をあけた。ボクは勝ち誇った顔で席に座る。最低限の英語を話せると、こういうときに役に立つね。

 

この日記を書いている今は、カムループスというところで休憩中。現在夜中12時。これから朝までバスは走り続け、午前9時前にはバンフに到着する予定だ。旅が始まったという実感がしてきた。

 

【編集後記】

思ったほど席が狭いわけでもなく、快適にバスの旅をスタートしてます。今の時期、カルガリーで国内でも有名なフェスティバルが行われるらしく、乗客が多いとのこと。なるほどね。

 

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