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エピローグ
前日 いざ! アイスフィールドへ 翌日

滞在地:レイクルイーズほか 2003/07/04 金曜日

 

今日からレンタカーでの移動が始まった。

スムーズに予約済みのレンタカーをゲットしたボクは、バンフのグローサリーストア(SAFE WAY)で食料を仕入れたあと、早速最初の目的地であるモレインレイクに向けて出発した。途中の道は、コトバに表すことができないほど雄大で、絶景とは正にこのことか。観光的にも有名なキャッスルマウンテンでのルックアウトポイントで若干休憩した後、モレインレイクに到着した。

モレインレイクのモレインとは、堆積した砂? 石? という意味らしく、それが名前の由来だとか。水の色がとんでもないことになっていて、本物か? と疑いたくなるほどの青色をしていた。様々なガイドブックに掲載されている写真のポイントまで少し歩いたあと、同じような背景の写真を撮影。湖をあとにした。

モレインレイク
モレインレイクと湖畔に浮かぶカヌー 天気が悪かった

 

カナダ・ロッキーマウンテンのベストビューに輝く『レイクルイーズ』。ボクが次に向かった先だ。

前評判どおりの素晴らしい景色を眺めつつのランチ。いやぁ、不味くても美味しく感じるね。若干風が強かったものの、この美しさには勝てません。じっくりランチタイムをとってから、今日のメインハイキングに出発した。ちなみに、ここで動画を撮影したから見たい人はご連絡を。ファイルを送ってあげるよ。

シャトーレイクルイーズの前で
有名どころで記念撮影 シャトーレイクルイーズホテルの前で

 

ハイキング仕様の服装にチェンジしたボクは、レイクルイーズを真上から見ることができるハイキングコースを進む。

最初は適度にアップが続く舗装されたトレイル。行きかう人々も多く、みんな明るく挨拶を交わすほど余裕がある。歩き始めたばかりだろう子供も親と一緒に歩いているのが印象的だった。ボクも将来的に子供と一緒にこういうところを歩いてみたいな、と。かわいい子には旅をさせろ、って言うしね。

歩き始めて30分くらいだろうか、ミラーレイクというちっちゃい池みたいなところに出た。特に言及する必要もないだろうが、この辺りではちょっとでも立ち止まると、一瞬にして蚊の大群に襲われる。虫除けスプレーを持参していないボクは、ただがむしゃらにタオルを振り回し続けた。キレイな景色も虫がいると集中できないから困ったものだ。

 

さておき、ミラーレイクからさらに続いているトレイルを歩くこと2時間弱。手を使わなければならない部分も若干あったが、あまり苦労せずに頂上付近の湖『レイクアグネス』に到着した。標高2400mほどのここには、まだまだ残雪があり、ロッキーの寒さを改めて実感した。

多少休憩した後、さらに上へと続くトレイルを登る。30分ほど心臓破りの坂を制覇したあと、そこにはレイクルイーズを含めた街全体の景色を拝めるスポットが待っていた。『ビッグビーハイブ big beehive』と呼ばれるそのポイントは、ちょうどレイクルイーズの斜め上になっているため、ランチを食べた湖畔とは反対側まで一望できる。

ロッキーの自然が表現する水の色に酔いしれたボクは、帰るのも躊躇いつつも、もと来た道を引き返すことにした。

ビッグビーハイブからレイクルイーズ
ビッグビーハイブよりレイクルイーズを望む 中央左が出発地点のシャトーレイクルイーズホテル

 

帰りはいつも、行きの2/3の時間がかかる。思った以上に長距離を歩いたらしく、車に戻ったときには疲労コンパイだった。が、これから宿探しをしなければならない・・・。

レイクルイーズをあとにしたボクは、ロッキーの北の町『ジャスパー』へ向けて走り出す。アイスフィールドパークウェイと呼ばれるバンフからジャスパーまで続くハイウェイは、道幅がとても広くしかもほぼ直線。

このハイウェイ沿いにいくつかあるユースホステルに泊まろうと予め考えていたボクは、コロンビア大氷原の手前の3つに的を絞った。が、そのうち2つは既にいっぱいで、残りの1つに泊まることになる。

 

・・・、スタッフがいない、電気と水道のないホステル。ガスだけはプロパンで供給されてる。

ボクがその『Hilda Creek Hostel』というロッキーマウンテンのど真ん中にあるホステルに到着したとき、既にドイツからのカップルとニュージーランドの女性がいた。彼らもボクがやっているようなことをジャスパー側からしているらしい。食事を済ませ夜遅くまでお互いの今までとこれからを話し、就寝。

長い一日だった。

 

【編集後記】

レンタカー初日から大移動開始。絶えず続く雪を被った山脈の景色。人間の慣れは怖い。とても素晴らしい景色のはずなのに、徐々に物足りなく感じてくる。それにしてもボクが泊まったホステル、まわりには全く何もない、とても原始的なところだった。

 

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