滞在地:バンフほか 2003/07/08 火曜日
レイクルイーズホステルを8時に出発したボクは、すぐにヨーホー国立公園内のナチュラルブリッヂへ。天候にも恵まれ、朝日の眩しさを感じながらの運転。気分が良い。
ヨーホー国立公園はバンフ国立公園の西側に張り付く、小さいながらも見所たっぷりの場所だ。
最初に向かった先の『ナチュラルブリッヂ』は、何万年もかけて水によって削られた自然の橋。今でもものすごい勢いで水が流れているところを見ると、今後もどんどんと削られるのであろう。ブリッヂの上に立って写真撮影などをし、早々に次の目的地『エメラルドレイク』へ向かった。

全部が正反対に映し出されるエメラルドレイクと湖畔のロッジ 早朝の静けさの中で
エメラルドレイク ――― 神秘的な緑色の水で山々を映し出す幻想的な湖。
今まで見た湖の中でベスト1を与えても良い。それほどの美しさだった。
朝早かったこともあり、湖畔のロッジに宿泊しているであろう1ファミリー以外は誰もいない。風もない静寂の中にひっそりとたたずむエメラルドレイク。その景色は本当の鏡の如く、湖畔に広がる全ての景色を反射していた。
湖のまわりのトレイルを歩くこと1時間。湖畔からのスバラシイ眺めに終始見とれていた。帰り際、観光客も多くなり、さらに風も出てきて、鏡状の湖面はもうそこにはない。やはり観光は朝一番に限るね。自由気ままな旅の良さを改めて実感する。

バンフに戻る途中で寄った タカカウ滝 水は全て氷河の溶けたものらしい
今日は、バンフに宿を予約しているため、その途中にあるスポットを全て制覇する予定でいる。
大きく分けて2つの国立公園を見学するのだ。ヨーホー国立公園とクートネイ国立公園。ヨーホーはバス観光でもまわることができる、とてもポピュラーな場所だが、クートネイはどちらかというと有名ではない。ボク自身もここに来る前まで知らなかった名前だったが、ロッキーに来た際には必ず足を運ぶことをオススメする。
クートネイ国立公園。ちょっと距離的に遠かったため『ラジウム温泉』までは行くことができなかったが、『マーブルキャニオン』と『ペイントポット』の2つは見学するに値する。
ロッキーで見たどんな滝よりも渓谷よりも豪快で見る者を惹きつける『マーブルキャニオン』。見た人にしかわからないだろうけど、ここは本当に素晴らしかった。30分ほど何も考えずに、絶えず落ち行く水の流れだけをただ1点眺めていた。
マーブルキャニオンから目と鼻の先にある『ペイントポット』は、銅を含んだ水が湧き出る小さい池の集合体。全部で3つの水溜りと言ってよいほど小さな池から川が作られている。その付近一帯が、赤茶色の錆び臭い土で覆われているのだ。そこに流れる全てのものは見た目錆びた感じになっていて、落ちていた枝を拾ってまわりの土を手で削り取ってみたが、今度はボクの指が錆びたらしい。勢いあまって舐めてみた。鉄分補給しないとね、と。

マーブルキャニオンの水は、どちらかというと透明でキレイ
そんなこんなでクートネイ国立公園にも大満足しつつ、バンフの街に戻ってきた。
今までのアイスフィールドパークウェイから比べてみると、バンフはやはりロッキー最大の街か。人の多さを改めて感じた。ステイ先は以前と同じYWCA。部屋から窓の外を見ると、そこには流れの速い雲とは対照的に、ずっしりとかまえた山々がそこにある。今日はゆっくり休んで、明日のラストハイキングに臨もう。
【編集後記】
今日ふと荷物を見てみると、寝袋がないことに気づく。どうやらジャスパーの宿に忘れてきたらしい。まだ1回しか使ってないのに。まぁ10ドルだったからいいか。ということで新しいのを買いましょう。
|