滞在地:スーセントマリー 2003/07/16 水曜日
夜中12時の休憩で一度起きただけで、あとは到着するまでグッスリと眠っていた。
朝7時前に目を覚ますと、既にそこはスーセントマリーのダウンタウン。すぐに荷物をまとめ、バスが到着と同時に外に出る。久しぶりに良く眠れたようで、調子が良いのがわかる。
今日はやることを決めていたので、次の行動は早かった。
今日はここ、スーセントマリーから出ている列車『アルゴマ号』に乗るのが目的だった。紅葉のシーズンが特に見ものだというアガワ渓谷への往復6時間の電車の旅。バスに疲れていたボクにとって、良いものになるかどうか。。。

アルゴマ号の内部 観光客が多いかな
手持ちの荷物をまとめたり、顔を洗ったりしていると、いつの間にか7時20分。列車の出発時刻は8時。バスディーポから列車が発着する駅までは3ブロックだと教えてもらったので、少し早歩き程度に駅へと急ぐ。
地球の歩き方によれば、この列車には学生料金があるということだったので、早速交渉開始。が、18歳以上はダメと一方的にシャットアウトされ、結局58ドルも払うことになった。それだけの価値があるのか???
すぐさま列車に乗り込んだボクとJ君(今日名前とメールアドレスを書いてもらったことで判明)は、自由席の車両の中ほどに席を確保する。そこまで混んでなかったため、1人2席確保することができた。これで少しは快適な旅になるだろう。
列車は定刻より10分ほど遅れて発車し、順調に森林地帯が続く北へと進む。途中にある大きな橋の上や湖の脇を通るたびに列車はスピードを緩め、同時に社内アナウンスによるガイドが行われた。その後も定期的に湖が見えたりするものの、基本的には森の中を進む列車。紅葉シーズンには最高なんだろう、と想像に困らない。
適度な列車の揺れと窓から伸びる太陽の光に誘われて、睡魔が襲っていた。で、そのまま眠りにつくこと数時間。気づいた時にはアガワ渓谷付近まで来ているようだった。木と木の間から見えるアガワ渓谷の水の色は、一言で言えばコーヒー色。たぶん石に含まれる成分と、その石が削れてできた砂のせいだろう。とにかく、そんな見たことのない景色が続く中、列車はアガワ渓谷駅に到着した。

アガワ渓谷に到着した列車
列車が止まると同時に一斉に降りていく乗客。それはそう、ここで使える時間は1時間30分しかないのだ。列車が遅れたせいで、2時間の自由時間を削られたらしい。というわけで、すぐに駅周辺のスポットへと続くトレイルを歩くことにしたボクは、まずルックアウトポイントへ向かうことにする。
時間にして20分。標識に40分と書かれていたトレイルを早足で歩いた結果だが、予想以上の急な登り階段に息は荒い。使える時間も限られていたため、写真撮影を数枚こなしたあと、次の場所へ移動することにした。
・・・、そうこうして1時間30分を見事に使いきり、体力も一緒に使い切ったボクは、大満足で列車に戻る。帰りは行きと反対側の席に座り、違う風景を眺めることにした。
次々に写りゆく一面緑の風景。太陽に照らされたアスペンの葉は、時折キラキラと輝くように風になびき、わずかに咲く白の花がそれに色を添えていた。そんな車窓からの風景をまったりと眺める中、ボクはこれからの旅のことや日本に帰ってからのこと、ビッグニュースが続く日本&バンクーバーの友達のことを考えつつ、有意義な時間を過ごした。

スーセントマリーの湖畔にて 列車はアルゴマ 船はノルゴマ
午後6時。
列車がスーセントマリーの駅に到着した。付近にあったグローサリーストアで今晩の食料を仕入れたあと、スペリオル湖とヒューロン湖のちょうど中間にあたる湖畔とも川原ともいえない水辺を歩いた。バスの出発は7時30分。軽くダウンタウンを歩いたあと、バスに乗り込んだ。
【編集後記】
J君とは今日のバスの途中で別れることになった。サドバリーという中継地点で、ボクはオタワへ彼はトロントへと向かう。また会えることを願って。そして明日は5日ぶりのシャワーと自炊。楽しみですな。
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