滞在地:トロント 2003/07/19 土曜日
夜中1時にオタワを出発したバスは、早朝5時にトロント入りした。
4時間中休憩1回の慌しい移動であったため、ろくに眠れもせず、ボーっとした状態でのトロントの朝。雲ひとつない快晴の青空が、そんなボクを迎えてくれた。

トロントの朝日を浴びて
トロントはオンタリオ州の州都であるだけでなく、隣国アメリカはニューヨークとの距離が近いせいもあってか、カナダ1の大都市だ。その前評判以上の大きさに驚いたボクは、眠い眼をこすりつつ町へと繰り出す。
全ての町をバンクーバーと比べてしまうボクのトロントでの第一印象は、「でかっ!」の一言。ダウンタウンと呼ばれる地域の広さに加え、チャイナタウン、ビジネス街などどれをとっても数倍の大きさである。
土曜日ということと朝早いということもあり、町はひっそりと静まりかえっている。そんな中、ボクはオンタリオ湖畔に向けて歩き始めた。
カナダのウォールストリートと呼ばれるビジネス街を横切り、州議事堂の前を通る。近代的なガラス張りのビルディングが立ち並ぶ間に、ゴシック様式なのかビクトリア様式なのかわからないが、そういう神殿調の建物がひっそりと佇む光景は、海外ならではのものか。
湖畔手前には大きな高速道路が2つ並び、あたかも東京の首都高を思わせる光景だ。観光案内所も開いてない今の時間、地球の歩き方のマップを頼りに、世界一高い展望台『CNタワー』へ向かうことにした。
途中いくつかの観光スポットと呼ばれるところに足を運ぶも、そこまでの感動はない。そのままハーバー沿いを歩き、CNタワーに到着。が、オープン時間が9時。まだ上がることができないらしい。それに加え、その料金の高さに驚き、何度でも昇れるだろうと思っていたのに1度だけだということもわかり、今日は断念することにした。写真は撮りまくったけどね。

トロントの町並みとオンタリオ湖
さて、まだまだたっぷり時間はある。どこかで昼寝+ランチでもと思ったときに絶好の場所を発見。オンタリオ湖に浮かぶ島『センターアイランド』だ。
湖畔沿いのデッキロードを朝日を楽しみながら歩くこと1時間。ターミナルに到着したとき、既にたくさんの家族連れで混雑している。難なくチケットを購入し、すぐに来たフェリーに乗り込む。時間にして約10分だろうか、センターアイランドに到着した。
センターアイランドはとてもよく整備された観光地。小さな遊園地とBBQなどができる広場、湖でのアクティビティー全てができる施設が備えてある。ボクは岸に沿って歩きながら、昼寝ができる場所を探した。
まだランチを食べるには時間があったが、お腹も空いていたし迷わず喰う。そして昼寝。雲に隠れることのない直射日光が激しくボクを照りつけ、ジーンズが焼けるような暑さで無理やり起こされる。結局3時間くらい寝たことで、体力も回復し気分も良い。そのまま島を一周するトレイルを散歩して、ダウンタウンへと帰ることにした。
午後1時になろうとしていた。
まだまだ見ていないダウンタウンのスポットがある。ボクは効率の良いルートを定めて、ひたすら歩く。
セントローレンスマーケット内のおいしそうな匂いに喉を鳴らし、バンクーバーの5倍はあるだろうチャイナタウンのエネルギーに溢れた生活ぶりに興奮する。メインストリートと呼ばれるところが3箇所ほどあり、その全てを通り人間観察することでトロントニアンの今を知る。
韓国人はそれなりにいるものの、バンクーバーに比べると日本人の数が極端に少ない気がする。ストリートでも20人も見ていないかな。それだけ学生の数が少ないということか。トロントの冬の厳しさは人から聞かされて知っているけど、語学留学の場所としてはバンクーバーより数段に環境が良い気がする。英語だけではない、広範な意味での国際感覚も得られる機会が多いかもね。
その後、トロント在住の友人S君に連絡を取り、さらにS君の友人数名と一緒にコリアンディナー。疲れていたこともあり、結局そのまま彼の家に帰る。が、様々な話題が飛び交う中、気がついたら朝4時をまわっている。改めて荷物を整理して不必要なものをS君にあげる。思った以上に必要ないものを持って歩いていたらしく、かなり軽くすることができた。

センターアイランドからトロントの町を眺める CNタワーと高層ビル群
明日は最大級の滝『ナイアガラフォールズ』へ。はてさて、テレビで見たあの絶景を目の前にしたとき、ボクは何を思うのか。
【編集後記】
バンクーバーで生活していたからかもしれないが、トロントはかなりステキな町だと思う。これから留学を検討している人には是非トロントをオススメしたい。環境で左右される留学。バンクーバーである程度慣れてきたら、トロントに移動してもいいかもしれない。
バンクーバーとは違った良さが、ここにはある。
|