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エピローグ
前日 名もなき州の州都 翌日

滞在地:セントジョン&フレデリクトン 2003/07/24 木曜日

 

モントリオールを22時20分に出発したバスは、一路フレデリクトンへ向かっていた。

水曜日なのにバスは満員。その中に日本人はボクを含め4名だ。途中の休憩スポットで話してみると、他の3人は全員ハリファックスへ直接行くらしい。東側から攻めるんだって。そういう手もあるね。しかもみんな女の子。やっぱりカナダに来る日本人は女の子率が高い。嬉しいだろうって? 否定はしないけど。(笑)

もひとつ。混み混みのバスの中で取った席が良かった。隣に座ったのは、オタワ在住フレデリクトンにある大学を卒業したパキスタン出身の男性。バンクーバーでのルームメイトがバングラデシュ出身ということで、その話から始まって、旅の話をしてみた。結局2時近くまで話してから寝る。

セントジョンの渦潮
渦潮を見るために集まった観光客 渦潮そのものは、どうだかなぁ・・・

 

気がつくと、既にフレデリクトン付近に来ている様子。ボクはこのままフレデリクトンを一旦通り過ぎて、セントジョンまで行く。位置的にはセントジョンのほうが東にあるんだけど、ホステルが近場ではフレデリクトンにしかないために、そういうルートを取ることにしたのだ。バスのスケジュールとかも考慮してね。

結局セントジョンに着いたときには、午後2時をまわっていた。丸半日バスで移動したことになる。今まで夜に移動していたせいもあってか、何だかすごくもったいない気分になる。貧乏性かね? まぁいいとして。

とにかく到着直後に観光案内所に行き、『リバーシングフォールズ』と呼ばれる渦潮発生地帯へと行くことにした。地球の歩き方曰く、その付近一帯の湾の干満の差は、時に14mにもなるそうだ。そりゃすごい話だぁね。

 

運良く、今日の干潮は3時15分。早速公共のバスで向かうことにした。

バスの中からカラフルな建物を眺めたり、隣のおばちゃんと話したりすること約20分、目的地に到着。まだ食べてなかったオニギリをおいしくいただきながら、干潮の時間まで待つことにする。

展望デッキから眺める渦潮は、多くて5つほど同時に起こる。たまに鳥がその渦の中に入り、その激しい水の流れの中で遊んでいるふうに見える。ボクは約30分ほど、自然が起こす不思議な現象に魅了された。

ユダヤ協会
フレデリクトンにあったユダヤコミュニティー 気になったので撮影した

 

その後、公共バスでダウンタウンまで戻ったボクは、バスディーポの近くにあったスーパーマーケットで食料を仕入れ、フレデリクトンへと向かった。

このあたりで使うバスはグレイハウンドではなくて、アカディアンラインズというやつ。バスの中では、バススケジュールを何度も確認しつつ、次の目的地を決めるのに必死だった。

で、フレデリクトンのあとは、先にハリファックスとその北に位置するシドニーへ向かうことに決めた。赤毛のアンで有名なシャーロットタウンにあるレンタカー会社に電話したところ、今週末は埋まっているらしいから。

ハリファックス・シドニーをまわって、もしうまくいけば、そのままカナダ最果ての地『ニューファンドランド島』へも足を伸ばす予定だ。ハリファックスでもどうなるかわからないけど、とりあえず明日の宿は押さえておいたから、まぁなんとかなるでしょう、と。

 

7時過ぎ、フレデリクトン着。ホステルにチェックインしてから、川沿いを少し散歩する。今まで、オタワ・トロント・モントリオールと都会が続いたせいか、フレデリクトンのおっとりした雰囲気に、とても心がなごむ。暖かい生活が感じられる家々の佇まいと、行きかう人々の笑顔。心落ち着く、なんとも平和な夜である。

フレデリクトンの川原
フレデリクトンの川原沿いの遊歩道から 州都とは言えないほど風情のある町

 

【編集後記】

フレデリクトンのホステルでは、プライベートルームを使用。と言っても20ドルだけど。久々に誰にも邪魔されずに、全裸でノビノビとベッドで横になってみたり。明日は人生初の大西洋を拝みます。

 

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