滞在地:ハリファックス 2003/07/26 土曜日
バスでたくさん寝たせいか、寝つきが悪い。眠れずに夜中散歩に出かけたが、それはそれで良かったカモ。
初めての大西洋の夜、夏の夜の少し肌寒い風に乗ってやってくる海のにおいが、とても心地よかった。カナダだからできることだけど、女の子にはあんまりオススメできないね。ちょっとオカシイ人も見かけたからさ。
さて、朝8時に目を覚ましたボクは、それこそ習慣になりつつあるコーヒーとパンの軽い朝食をとったあとに、ホステル近くにあるレンタカー会社3社に行ってみた。
今日は土曜日、たぶん無理だろうなとは思っていたが、まんまと全ての会社がフルだと言う。その中で1社だけ明日なら大丈夫ということだったので、その場で予約を済ませて、今日の行動が決定。ダウンタウンをまわることにした。

ハリファックスの町にあったマーケットらしき建物
レンタカーで動くことしか頭になかったボクは、一旦ホステルへ戻って作戦会議。マップを見ること30秒、すぐに行く場所が決まった。
その名も『シタデル』。いわゆる昔の要塞だ。フランス軍の攻撃からニューイングランド(今のハリファックスね。)を防御するために、19世紀に築かれたもの。
結局それは、第2次大戦の直後まで正式な軍の建物だったらしい。その後カナダの歴史的遺産として、現在までハリファックスの最大で最高の観光スポットなんだって。これら全てガイドの受け売りね。
ダウンタウンを軽めに経由して、シタデルに到着したのは11時。
シタデル内部には、大砲から軍服から何でもござれの戦争博物館や、ハリファックス大爆発に関しての資料館などの閲覧施設が備わっていた。その後、オタワの衛兵交代式ほどのものではないにせよ、戦争時代の軍服(スカートっぽいやつ)を着た兵士達が行進したり、掛け声で銃剣を突き出したりする練習? みたいなものを見ることができた。
と、地球の歩き方によると、毎日正午に大砲を鳴らすとある。
これは見るしかないでしょう、ということで大砲付近に陣取って、待つこと10分。動画を撮影するもちょっとミスしたせいでうまく撮ることができず。まぁそれでも、20世紀初頭から雨の日も雪の日も毎日続けられているという、ハリファックスの正午をお知らせする大砲は一見の価値がある。
シタデルの大砲音はボクのお腹の深くまで届き、ランチタイムをお知らせするボクの大砲は、弱々しく「ぐぅ〜」っと鳴った。ボクのおなかもお昼の時間らしい。

シタデル@ハリファックス 衛兵さん 無理やりスカートをはかされているらしい
今朝作ったおにぎりを食べながら、今後の動きを確認する。シタデルの隣にあるガーデンに行き、その足でジャズフェスティバルの会場へ。州議事堂を見学し、ハリファックスの対岸にあるダートマスにフェリーで向かう。そうこうするうちに夕方になり、一旦ホステルへ戻ったときには既に7時になっていた。
夕食を作った後に、改めて海沿いのデッキで一休み。海沿いに軒を連ねるレストランから聞こえる人々の笑いと、ひと時の夏を楽しむかのように盛り上がる音楽に身を任せつつ、ボクは改めてこの旅に出て良かったと思えた。
バンクーバーだけで生活して日本に帰る人は多々いるだろうが、この旅に出たことで知ったカナダの側面は数多い。例えばバンクーバーにちょっと飽きを感じてる人や、英語の勉強“だけ”している人、ワーホリで仕事ばかりしている人には、(横断しろとは言わないが)どこか別の土地を感じてもらいたい。確実に別の何かと出会えるはずだから。
付け加えると、これは別にカナダだけじゃなくて、人生的にも言えることかもね、とふと思う今日この頃。
明日はレンタカーで『ペギーズコーブ』と、世界遺産に登録されている町『ルーネンバーグ』をメインに、ノバスコシアの半島を攻める。さてと、大西洋の風を感じてきますかね。

お昼の大砲@シタデル 衛兵さんたちは、実は夏の学生アルバイト定番なんだって
【編集後記】
海の町だからか、バンクーバーとどこか通じるところがハリファックスにはある。冬にもう一度訪れてみたい町かな。
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