滞在地:ペルセ 2003/08/02 土曜日
昨日の疲れからか、結局11時過ぎにベッドに横になった瞬間に熟睡したらしい。
気づくと朝7時をまわっていた。目覚めも良かったので、そのまま起きて朝食をとったあとに散歩に出かけた。
朝の静けさの中、近くのビーチにたどり着いたボクは、持ってきた敷物を広げて横になる。ビーチの奥にはたくさんのキャンパーがテントを張っていて、とても楽しそうに過ごしていた。バスが出発するまでの間、こんなのんびりした時間も悪くない。その後ホステルに戻ってバスに乗り込んだとき、時計は2時を指していた。
スケジュールより30分遅れのバスは、カポーゾからガスペを経由して、本日の目的地『ペルセ』に向かう。途中の海岸線は、何度見てもステキだ。干潮の時間なのか、遠浅の海にはファミリーが楽しそうに遊んでいる姿がちらほら見える。そういえば久々に潮干狩りでもしてみたいね、とふと思ったり。

町裏手の山頂より ペルセの町とペルセ岩を望む
そんなこんなで3時過ぎにペルセに到着。
バスストップの目の前には観光案内所があり、そこで情報収集することにした。
この町に来た目的は大きく言えば2つ。ひとつはペルセの沖合いに浮かぶ島『ボナヴァンチュール(Bonaventure Island ボナバンチュール)島』に行くこと、もうひとつは『ペルセ岩(Perce Rock)』と呼ばれる自然の大岩に干潮の時間に歩きに行くことだ。
その他にも小さめの山へのトレイルなどもあり、ボクはここに2泊する予定。観光案内所で干潮の時間を確認するも、本日は既に終わっているとのことだった。というわけで、路線変更で今日は山へのハイクに決定。ボナバンチュール島では1日たっぷり使いたいから明日のイベントにすることにした。
観光案内所から徒歩5分のツーリストホームに予約していたボクは、早速チェックインすべく乗り込む。地球の歩き方曰く、親切なおばあさんが経営しているとあるが、本当に親切なおばあさんなんですね、これが。
特に日本人女性ゲストが多数泊まったことがあるようで、日本人はとても良いカスタマーね、と彼女談。とにかく荷物を置いて、すぐにハイクへ繰り出すことにした。

夕日とペルセ岩 水は満潮に近い
山といってもそれほどたいした高さはなく、海抜300メートルほど。トレイルはそこまで整備されていないものの、獣道よりはまだマシか。車でも登れる道があり、ほとんどの人は歩かないっぽい。実際に頂上もたいしたものでもなく、どちらかというとトレイルの途中にあるオブザベーションポイント(展望台)のほうが景色は良かったかな。
そんなに休憩時間をとることもなく、次のスポットである『ラ・グロット』という小さな滝を目指すことにした。時間的に頂上と滝を見学するコースで、休憩時間も含めて往復約3時間弱。今日は昨日に比べたら、相当軽い道のりだった。筋肉痛もなく、いたって調子は良い。
宿に戻って早めの夕飯を済ませた後、同じ宿に泊まっている日本人と散歩がてらペルセの町を散策することにした。その日本人女性ヨシコ氏はファームで働きまくってきたという、いわゆるWWOOFer。カナダだけじゃないけど、ファームで働くことで3食+プライベートルームを得られるという、何ともステキな組織があって、それを『WWOOF(ウーフ)』と呼ぶ。だから、ウーファーなんだけど。
夕日に照らされたペルセ岩付近や、フェリーが停泊する埠頭などを散策する。日が沈んだ頃からか、埠頭にはバイオリンやらアコーディオンやらの路上パフォーマンスに合わせて踊りだす人がたくさんいる。これがフランス流か? と、しみじみ人間ウォッチングを楽しみながら、ペルセの夜を楽しむことができた。
宿に戻った後に、もう1人の日本人女性ジュンコ氏と合流したボクらは、いつの間にか3人で旅の情報交換会を開催。
これが偶然なのかわからんが、ジュンコ氏は一昨日のバスで出会った明日香嬢と共に長く旅を続けていたらしい。やっぱりこの辺りを放浪している日本人は、お互いどこかで会ったことがあるのか。とにかくとっても親近感。しかもニューヨークとボストンの情報までいただいて、大助かりでございます。本当にどうもありがとう。次の目的地がケベックということもベストタイミングで、車で一緒にまわることを約束し、今日はこの辺でお開き。
※その後ジュンコ氏とはメールでやり取りする仲に。彼女は今、オーストラリアはシドニーにいる。

ペルセの夜 三日月とライトアップされた街
明日はボナヴァンチュール島にて、カツオドリのコロニーへ。どれだけスゴイものなのか、今からとても楽しみだったりする。
【編集後記】
ペルセに来る日本人はそんなにいないらしいが、是非訪れることをオススメするよ。町自体がとてもコンパクトで、見る場所も決められているから歩きやすい。にしてもフレンチの脅威フタタビですな。全くわからん。あんどぅとろぅわ〜
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