滞在地:プリンスルパート&クイーンシャーロットシティー 2003/08/17 日曜日
朝7時。空は常にどんよりとした感じで、今にも雨が降りそうな状態が続いていた。
寒さで目を覚ましたボクは、そのままプリンスルパートに到着するまで外を眺める。カナダ東側とは全く違う景色が広がるこの辺り一帯は、BC州の中でも自然が多い場所。ちょっと北に行けばユーコン準州、そしてアラスカはもう目の前だ。
プリンスルパートに到着する頃には、すっかり雨が降る天気。
予定ではここで1泊してからフェリーで『クイーンシャーロットアイランド』へ向かうことになっていたが、この雨では町を散策するのもおもしろくない。すぐに予定を変更し、フェリーターミナルへ連絡する。
インターネットで明日のフェリーを予約していたが変更したい旨を告げると、難なく了解。次のフェリーは11時ということで、すぐにフェリーターミナルへ向かうことにした。
フェリーターミナルへタクシーで行こうと思い、バスディーポにいる数人に聞くも、誰も行く予定はないらしい。シェアできるかな、と思ったがそんな簡単にいくわけもなく。
ひとりでタクシーを使うのも勿体ないな、と考えたボクは、ターミナルに続くストリートでヒッチハイクを敢行。結局5台目くらいで車が止まってくれた。
運転していたのはステキな感じのミセスで、アラスカからのフェリーで息子さんが到着するのを迎えにいくところだと言っていた。何とも運が良いね、ボクは。その車でターミナルの待合所までストレートに連れて行ってくれた。人の助けがあって人は生きられるんですね、と改めて思う。感謝感謝。
10時にターミナルに到着して、チケットを購入したすぐ後に、乗り込み開始のアナウンス。車ごとフェリーに乗り込む人がたくさんいる。もちろんボクと同じように歩きで来る人もたくさんいる。
思った以上にクイーンシャーロットアイランドは人気のあるところだということね。きっとステキな場所なんでしょう。
フェリーは11時半に港を出発して、夜7時にアイランドのターミナル『スキッティーゲット』に着いた。
途中の海は大荒れで、船は縦横に揺られ続けた。気分が悪くなる人が続出する中、ボクはいたって平気な顔でのんびりと過ごす。ボクは船酔いや車酔いすることがないから全然平気だけど、酔いやすい人は大変だね。後から聞いたら、過去こんなに揺れたことはないってくらい、すごい揺れだったみたい。
全ての予定を変更してきたボクだから、今夜泊まる場所なんて決めてるわけもなく。ターミナルからアイランドの一番大きな町『クイーンシャーロットシティー』まで、ここでもヒッチハイク。ちょうどターミナルから町まで向かう人がいたから助かった。
実際この島ではヒッチハイクは普通みたいね、ローカルの人々はボクのようなバックパッカーを何人も乗せたことがあるらしい。旅行者と話すことが楽しいらしい。
その車で聞いた、この町唯一のホステル『プレミアクリーク』まで連れて行ってもらい、無事に宿を確保することができた。予定のない旅もなかなかオツなもんです。最悪は外で寝ればいいッスよ。
さて、そこでたどり着いたホステルは10人泊まれるくらいの広さで、皆フレンドリーな感じ。特にドイツ出身の『フランチェスコ』とスイス出身の『レオ』と仲良くなり、これからの行動を共にすることになった。とにかく居心地の良い場所で、ここには長く滞在しそうな感じ。見る場所もやることもたくさんありそうだし、これからがとても楽しみな初日の夜。
【編集後記】
単独カヌーでカナダ・アラスカをまわっている人やバンクーバー・カルガリーからカヌートリップをしに来た人がいる。みんなこういった自然がいっぱいのところが大好きな人間だから、すぐに気があう仲間になる。
やっぱりナチュラリストはいい。心が広く、自然体なところが。最高です。
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