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エピローグ
前日 トーテムポールとネイティブアート 翌日

滞在地:クイーンシャーロットシティー 2003/08/20 水曜日

 

朝、昨日と同じようにオーナーのお手伝い。

今日は初めての芝生カットに挑戦した。紐も引っ張ってエンジンを始動するタイプのやつ。イメージできると思うけど。

とにかくそれで1時間くらい芝生と格闘する。靴とジーンズの下部は全て芝生で汚れまくるが、これでステイフリーなら文句ない。楽しみながらその仕事を終えた。

 

さて、今日はどこに行こうかと思案するも、朝から続く雨と昨日の疲れが残っていて、遠くまで行く気にはなれず。

ということで、初日にヒッチハイクでお世話になったおねぇさんと約束していた、ハイダ族のネイティブアートミュージアムと、近くのビジターインフォでビデオを見ることにする。ミュージアムまではもちろんヒッチハイクで、乗せてもらった車の運転手はトロントから移り住んだという人だった。

何気にこの島の多くの人が、オンタリオやアルバータから移り住んできている。ボク以上にこの島に感銘を受け、リタイア後にこの地で静かな生活を楽しもうということらしい。島国ということもあって、移民の日本人もいた。それにイングランドからの移民もいたし。ボクも、そんな気持ちはわかるような気がしないでもない。

 

ミュージアムに到着して、昔作られたトーテムポールや、近代アートとしてのジュエリーなどを鑑賞。そこまで大きくない内部は、30分もあればまわることができた。

残念ながらヒッチハイクで出会ったハイダの女性とは再会することができなかったが、丸々1時間ほど楽しだ後、外に出てみると、昔のハイダ様式のカヌーを作っている工房みたいなところを発見し、いろいろと質問する。

そこにいた彼もまたハイダの血を引く人で、主にジュエリーを作って生活しているらしい。

彼によれば、この島はカナダ連邦から守られていて、ハイダの人々は税金なしだし保険も免除。全てがフリーだという。しかもね、家を建てたいと言えば国から補助金が出るらしい。国がネイティブの土地を借りている、という解釈なんだろうけど。かなりの厚遇を受けてるハイダ、それはそれで良くも悪くもあるみたい。

 

ミュージアムのあと、ビジターセンターに行ったり近くの港を散策したりと、今日はのんびり過ごした。

ホステルに帰ると、新たなカップルがいて、今夜も楽しく過ごす。彼らはシアトル出身で、明日はカヌーかレンタカーで島北部をまわるらしい。もしよければ、ということでレンタカーをシェアする約束をした。はてさて、明日はどうなることやら。

 

【編集後記】

クイーンシャーロットアイランド南部は、『グワイハーナスナショナルパーク』と呼ばれる、ほとんど人の出入りがない秘境の地。空と海からしか入ることができないその場所に、いつか行ってみたい。今回は時間がないから無理だけど。

 

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