滞在地:クイーンシャーロットシティー 2003/08/24 日曜日
朝、誰もいないホステルでの朝食をとりつつ、今日の予定を考えた。
今までワイワイやる仲間がいたこともあって、かなり寂しい雰囲気が立ち込める。長く滞在しようと思ってもみたが、やっぱり次のフェリーでここを離れることにした。
その前にまだ歩いていないトレイルを歩くことにして、ヒッチハイクを開始。目的地はそんなに離れていないスピリットレイクトレイルという場所。レインフォレストの中にある二つの湖の周りを回るコースだ。
ヒッチハイクスタート後にすぐ、1台の車が止まってくれた。運転手は生まれてこの方一度も島を離れたことがないという女性で、とてもワイルドな感じの人だった。彼女に言わせれば、都会なんて全然魅力を感じないという。みんな忙しく生活し、しかも自分のことばかり考えているセルフィッシュ Selfish だ、と。
まぁ当たらずとも遠からずという感じだが、それはそれ、人それぞれだと思った。
トレイルヘッド(トレイルの入り口)で降ろしてもらい、ボクはすぐにハイクをスタートした。
途中の道はしっかり整備されていて、誰にでも歩きやすくなっている。湖からの水なのか、ちょっとした川もトレイル脇に出来上がり、その滴る水の音が心地いい。木漏れ日に照らされて黄色に光るマッシュルームと、時折聞こえる鷲の鳴き声。ピーヒョロロローって感じ。とにかく気持ちのいいトレイルをひたすら歩き続けた。
っつーかね、ワシを間近で見たことってある? ないでしょ? ヤバいよ。あれ。めちゃくちゃカッコイイ。ぜひ一度見てもらいたいと思います。はい。
トレイルヘッドから数十分、一気に一面開けた湖の辺に到着する。そこにあったベンチに座り、一旦休憩。
枯れた大木が未だに直立不動で立ち並び、その枝には10数匹の鷲が羽を休めてとまっている。なるほどここは、鷲の住処のようだった。
鷲と共に、同じくらい大きな黒い鳥もいる。最初はカラスがデカくなったものかと思っていたが、後から聞いたところによると、「レイヴン」というカラスと同じ系列の鳥らしい。にしても、このあたり一帯は人が全然侵入しないのか、自然がキレイに残っている場所だった。幸せである。
1周約2時間のトレイルを歩き終えるとき、駐車場で帰る用意をしているファミリーを発見し乗っけてもらえないか交渉。無事に帰りの車をゲットしたボクは、有名なアーティストが彫ったというトーテムポールを見学しに一緒について行った。
これを彫った人、名前は忘れたがバンクーバー水族館にあるものや、UBCにあるもの、さらにはバンクーバー空港に展示されているカヌーも彫ったらしい。それだけ有名な人のものだけあって、このトーテムポールはとてもスバラシイものだった。
その後無事にホステルの前で降ろしてもらってから、1人で最後の晩餐を。と、オーティスとクレアが戻ってきたため、3人で話しながら最後の夜を過ごす。彼らも明日のフェリーでプリンスルパートまで行く予定らしく、朝一緒にフェリーターミナルへ行くことにした。
最後の夜ですが、クイーンシャーロット島は本当によかったな、と。また戻ってきたいところが増えました。
【編集後記】
良い思いでばかりが残るクイーンシャーロット島。またいつか、ローズハーバーに行くために戻ってこようと思う。
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