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エピローグ
前日 クワドラアイランド 最後の楽園 翌日

滞在地:クワドラアイランド  2003/09/01 月曜日

 

デンマンアイランドのホステルは、本当に居心地の良い場所だった。また別の機会に訪れることもあるかもしれない。結局ホーンビーアイランドにも行けなかったし、きっとまた戻ってくるだろうね。

 

さて、と。

今日は朝一番のフェリーに乗ってバンクーバーアイランド本島に戻り、北上するバスをつかまえてキャンベルリバーまで。キャンベルリバーにはバスディーポがあるんだけど、そこから少し歩いたところにあるフェリーターミナルから、目的の島「クワドラアイランド」へのフェリーが出ている。

バスディーポに到着した僕は、そのまま急いでフェリーターミナルへ。というのも、出発の時間が迫っていたから、乗れるかどうかの瀬戸際だったのだ。

ターミナルには、まだフェリーが停泊していた。急げ! と20キロのバックパックを左右に揺らしながら走る。走る。

スタッフの人にチケットを購入したい旨を伝えると、売り場はあっちだよ! といわれてしまった。フェリー乗り場とチケット売り場が違うのかよ!? とも思ったが、まぁそんなに遠くないし、それまで待っててくれるということだったから、まぁ良しとしよう。

 

無事にフェリーに乗り込んだ僕は、朝から何も食べていないこともあって、パンとチーズとバナナで腹ごしらえ。最近肉を食べてないから、きっとやせたんだろうな、と。

30分くらいでクワドラアイランドに到着したフェリー。降りたところには何もない。地図を探すもそれもない。途方にくれてもしょうがないから、とりあえず町の中心地まで歩く。歩く。歩く。

重いバックパックが肩に食い込みながら、町の中心地に到着して観光案内所でマップをゲットした。とりあえず今夜の寝場所を確保しなければ。

確保していたホステルのブロショー(パンフレットみたいなの)を参考に2つのホステルをピックアップするものの、両方とも電話が通じない。とにかく行ってしまおう! ということで、ヒッチハイクで近いほうのホステルへ向かった。

が!

すでにこのホステルは予約でいっぱいだと言う。仕方なくもうひとつのホステルに行くよ、と伝えると、ここからあそこまでいくのは大変だから、車で送っていってやるだって。なんてイイ人なんだ!

みんなではないにしても、バンクーバーアイランドの中でも、さらに小さな島で生活してる人々は、本当の意味で心が広い。人の喜びを自分の喜びにしてるって言うのかな? そういうのがとても心にしみるっていうか、泣けてくるというか。

こんな経験、あまりできないよ。しかも日本・東京で生活していたらナオサラだ。

僕はこういう部分に関しても、旅に出てよかったと思えた。お金を払ってだけじゃ学べない大事な何かを学んだ気がする。

 

 

ホステルに到着した。

ここ、ホステルというか、ホームステイっぽい感じじゃん。オーナーのジムとスーザンが迎えてくれて、とりあえず本日の寝場所を確保することができた。

 

しかもね、ここ。覚えておくといいよ。景色がヤバい。最高です。

あと、アザラシ? アシカ? わからないけど、庭から海が見えるんだけどね、そこにときどき遊びにくるのさ。で、水面から頭を出してウロウロすんの。

あと、イルカも見たし。さすがにクジラは見れないけど。タダでいろんなものが楽しめるから、クワドラアイランドにお越しの際は、ぜひ! → Traveler's Rural Retreat

 

ホステルに到着した後は、少しリラックスして近場をぶらついた。この場所そのものが町から離れた奥地にあるということもあって、まわりはほとんど未開拓地。ジャリ道だし凸凹な道ね。

散歩から帰ってきたら、飯を作ってそのまま就寝。

 

【編集後記】

さらに予想外の展開になった。クワドラアイランドは対しておもしろみにかけるだろうなぁと考えていたから、本当に良い場所にめぐり合えたと思う。ジムもスーザンも良い人だし、僕より前からここで生活してるビルくんやマックスとも楽しくやれそうだ。

 

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