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エピローグ
前日 ありがとうクワドラアイランド そして伝説へ 翌日

滞在地:アラートベイ 2003/09/06 土曜日

 

6日目の朝を迎えた。

 

期待以上。というか、全く予定に入れてなかったクワドラアイランドが、予想以上に居心地が良くて。久々に長く滞在した。

文句はない。100点満点である。

 

1ヶ月という期間を考えると、どうしても先を急いでおきたいということもあり、今日でお別れすることに決めた。ジムもスーザンもビルも、とても良い理解者であり、僕の考えを受け入れてくれて、しかも不慣れな僕にいろいろと気を遣ってくれた。心から感謝したい。ありがとう。

 

フェリーターミナルまでは、ビルがボートを出してくれた。

フェリーターミナル横のハーバーに停泊して、僕はそのままフェリーへ乗り込む。ジムも車でターミナルまで来てくれた。なんてステキな人たちなんだ! と、なんか泣けてきた。また戻ってこよう。そのときはまたよろしくね。

 

フェリーは対岸のキャンベルリバーに向かって進んでいた。

クワドラアイランドが遠くなっていく、そのとき、フェリーの後ろをイルカ(オルカ?)の群れがついてくる。なんともステキな光景だった。今でもその風景は、鮮明に覚えている。

 

 

さて。

キャンベルリバーに到着したフェリーから降りて、食料を買い込み、そのままバスディーポへと向かう。バススケジュールを考えると、次の目的地はポートマクニールを経由して、アラートベイ。

アラートベイは、地球の歩き方にも掲載されているからわかると思う。とにかく寂れた田舎の町ということと、ネイティブインディアンの名残がある町ということだけが楽しみだった。

バスディーポから一路ポートマクニールを目指して進むバスの中で、これからのことを考えた。アラートベイに2泊ほどして、そのあとは南下して、ナナイモからトフィーノ、ユクルーレットに行こう。できればその先にある孤島に渡って、ネイティブインディアンの村にも行ってみよう。

とまぁそんなことを考えていたら、ポートマクニールに到着した。

ポートマクニールそのものは、特別観光地というわけでもなく。いや、もうこの辺りになってくると、観光地という感じも全くないね。単純に田舎の町だ。

バスから降りて、フェリーターミナルへ。フェリーの時間がまだまだあるということで、とりあえず食料の調達をした。

最近の主食は、食パン・チーズ・水。調理ができる場合は、パスタと米もあるけど。あとはビタミン剤か。とにかくベジタリアンでもなく、日本食でもなく。栄養もあまりなさそうな感じ。だから痩せるのか。

 

その後フェリーはアラートベイを目指して進み、約1時間の航海の後、アラートベイのターミナルに到着した。

アラートベイのファーストインプレッション。

田舎だ。

寂れてる。

でもなんか好き。

 

予約してたホステルの場所を近くにいた人に聞き、まずは重い荷物を置くべく歩くことにした。

歩いて30分くらいか。ターミナルから近いと思ったけど、結構距離があるのね。アラートベイのホステルを管理している人に予約があることを伝えると、

「今日のゲストはあなたを入れて2人だから」

ということで。

男性側のドームルームに行くと、まぁキレイに誰もいない。先週まではめちゃくちゃ忙しかったらしいけど、どうやら9月から学校が始まるということもあって、空いてるようだった。

管理してる人(名前は聞きそびれたけど)に、お金がないから何かを手伝わせてくれないか? ということを相談したら、部屋の掃除をしてくれたら宿泊費を無料にしてくれるということを言われ、明日一緒に掃除をする約束をした。

 

荷物を置いてひと段落してから、とりあえずアラートベイの繁華街を見てみようと思って外に出た。

繁華街と言っても、フェリーターミナル周辺がまさに繁華街で、お店が1件。食料品店はなかった。ポートマクニールで食料を調達しておいて正解だったね。

時間的にも遅くなってきたし、最近徐々に日が落ちるのが早くなってきた。しかもちょっと寒い。さっさとホステルに帰って、今日はゆっくりしよう。

 

というわけで、今はホステルのリビングでまったりカフェオレを飲みながら、揺り椅子に揺られつつ日記を書いています。明日はネイティブインディアンの美術館にでも行ってみようと思う。

 

【編集後記】

少し寂れた、というか、めちゃくちゃ寂れた町である。特に来なくてもいい気がするが、まぁ旅の疲れを癒す休息スポットとしてはオススメ。9月にきたら空いてるよ。

 

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